写真は『海洋咬刺傷マニュアル』(小浜正博著・ピークジョン発行)から。
この漁師の方は、
刺さったダツを自ら切断して、
刺さったこの格好のまま一人で船を操船して、
病院に転がり込み一命をとりとめた。
おそろしい!((>д<))
病院の人も驚いた事だろう!(以上、ネットより抜粋)
ダツは、
光る物に対して、
矢の様に一直線に突っ込んでくる習性が有る。
イワシや鯵等のウロコが光る魚を喰らう為の性なのかどうか、
特にナイトダイビングされる方は、
一層の注意が必要である。
腹を裂かれて九死に一生を得た人や、
太ももを切り裂かれた人の写真がネットでは公開されている。
ダツとはこんな魚なのだ。 屋久島では、
ダツは1年中釣れる。
ルアーでは、小さなものも釣れるが、
浮き止めの無い特殊な浮き仕掛けに「キビナゴ」を付けて、
海面に投入すると、
結構、大きな物が釣れる。(写真の仕掛けは海友式)
その釣りや、太刀魚の釣りと似ていて、
一瞬「根掛かりしたのかな?」という感触の後に、
ぐいーんと重く引く感じ。
海面に姿を見せると、
カジキマグロの様にくねくねと跳ねて、
引きが非常に重い。
大物では体長は1mを超し、
太さの直径は何と10cm位にもなり、
相当な大型になる。
大物のダツの味は淡白で美味しい。
だが、小さいダツは何故か美味しくない。
屋久島では、
300円で結構一杯の「キビナゴ」が買えて、
それだけで一日中、海で釣りを楽しめる。