理佐side


最近彼女が変なんです。彼女っていうのは狂犬こと小林由依なんですけど。告白されたときは泣きながら〝私はずっと理佐だけだから〟なんて言ってきたのに今はひかるちゃんやみいちゃんと過ごしてる


森田「ゆいさーん!見てください!可愛くないですかこのガチャガチャ!」


小林「えー!かわいい!指輪?」


森田「はい!2回まわしたんです!よかったら!」


小林「いいの?ありがとう〜!!」


嘘、今なんて?指輪?ありがとう?貰ったの?もちろん私たちの関係をしらないひかるちゃんに悪気なんてない。だけどあんたはなんで貰うの!あーほんと意味わかんない、


マネ「理佐ー準備できてるー?」


理佐「あっ、すみません!今行きます!」


体が重い、、最近寝れてないし車でちょっと寝よ

ーーーーーーー

小林side


付き合い始めた頃はずっと一緒にいた。マネージャーさんにも磁石みたいだねなんて言われた。でも最近は、


小林「ねぇ、理佐ーこの映画面白そうじゃない?」


理佐「あー話題になってたよね」


小林「今度いっしょに、、」


マネ「理佐ー車きたよ」


理佐「はーい。ごめんこば、また後でね」


ファッション誌のモデル、CM、個人でのテレビ出演、、櫻坂になってから理佐の仕事が増えて一緒にいられる時間が一気に減った。もちろんそれはめでたいし、理佐にも感謝の気持ちでいっぱいだ。でも楽屋で台本とにらめっこしてる理佐を見ると、私なんかが話しかけたら迷惑じゃないかって考えてしまう。


小池「なぁ、ゆいぽん今日このあとご飯行かん?話したいことあんねんけど」


小林「あぁ、いいよ、」

ーーーーーーー

小林「で、話したいことって?」


小池「ゆいぽん理佐となんかあったやろ?」


小林「えっ!?けほっ、な、なんもないよ、、」


小池「ほんまに嘘下手やなぁ笑バレバレやで〜最近全然理佐とおらんし写真だって後輩ばっかと撮っとうやん」


小林「だってなんか理佐忙しそうだし、、私いたら邪魔かなって、」


小池「はぁっ、そんなこと?告白したのゆいぽんやのになんで勝手に離れてるんよ!しんどい時にも一緒におってくれるんが恋人やろ!?」


小林「、、、」


小池「あ、ごめんちょっと言い過ぎたわ、、」


小林「ううん。ありがとう叱ってくれて」


みいちゃんの言う通りだよな、やっぱりこっちから行かなきゃ、、

ーーーーーーー

理佐side


頭がぼーっとする、、せっかく櫻坂を知ってもらえる機会が増えたんだ、私がしっかりしなきゃ、、


バタッ


大園「理佐姉さん!?えっ大丈夫ですか、?」

ーーーーーーー

気づいたら白い天井、腕には点滴。隣には私の手を握って眠っている由依がいた。


小林「んっ、、あっ理佐!大丈夫?急に倒れたって聞いたからびっくりしたよ〜、、」


理佐「倒れた、、?」


小林「寝不足と栄養失調だろうって」


小林「点滴終わったからもう帰れるけど、体調どう?」


理佐「もう平気。ごめんね心配かけて」

ーーーーーーー

下に降りると外は暗く、メンバーも顔見知りのスタッフさんも誰もいなかった。こんな遅くまで一緒にいてくれたんだ、、最近あまり話さなくなったせいか2人きりの帰り道がものすごく気まずい。


ギュっ


理佐「え、ちょっ由依!ここ道路だよ!?何して、、」


ちゅっ、、


理佐「んっっ、、」


小林「ごめん理佐、、私迷惑かなって思ってちょっと距離置いてた、」


そう言って痛いぐらいに手を繋いでくる由依。


理佐「私もごめん、自分のことだけでいっぱいいっぱいになって由依のこと大切にできてなかった、、」


小林「もう、この手絶対離さないから。」


理佐「え、それは、、笑どうすんの?誰かいたら。週刊誌に撮られるかもよ?笑」


小林「そんなのいいよ笑だって付き合ってるんだもん笑、、今日泊まってもいい?」


理佐「いいよ。そのかわり、寝かせないからね?笑」


小林「だーめーでーすー!過労で倒れた人は早く寝てゆっくり休んでくださーい」


理佐「えぇ〜?ケチ。。」


Fin.


王道ですね。りさぽん、でも書いてると私すっごいきもい妄想してんだなって改めて思います