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これまでの総まとめです。

 

条件15

登園許可証の有無、

登園禁止の目安がはっきりしている。

 

学校保健安全法施行規則により基準があります。

2種感染症である、

インフルエンザ

登園基準

発症日を0日として、5日経過し

解熱したあと2日目まではダメ(小学生以上)

解熱したあと3日目まではダメ(小学校就学前まで)

※最短で5日目から登校可です。

※解熱した日は解熱後0日目、まるまる2日熱がない日を確認して、

熱が下がって3日目から登園できる。(小学生以上)

※発症日は診断日とは限らない、発熱した日からとする場合が多い

 

インフルエンザウイルスの治療は

発症から48時以内に抗ウイルス薬をに飲むことが基本になります。

48時間以上立った後では、ほとんど効果がないため、

行わないことが一般的です。(禁止ではない)

 

抗生剤投与も、原則不要です。

細菌感染も合併している場合のみ必要ですが、

細菌性肺炎、急性中耳炎など明確になっていなければ、

不必要な投与です。

 

おたふくかぜ(ムンプスウイルス)

登園基準

耳下腺、顎下腺の腫れが発現したあと5日経過し、

全身状態が良好になるまで。

※発症日を0日として、最短で5日目から登園可

 

おたふくは、予防接種により減少している感染症です。

10歳以上で罹患すると、

重症化しやすいため、

予防していくことが大事です。

 

重症化した話はこちら↓

 

 

 

咽頭結膜熱(プール熱)(アデノウイルス)

登園の基準

主要症状がおさまり、2日経過した後まで

※発症日を0日として、最短で2日後から登園可

 

夏場に多いため、プール熱なんて言われますが、

1年中見かけます。

 

目にくれば目ヤニ

喉は、扁桃が腫れて、白苔がつくことがあります。

お腹にくれば、胃腸炎にもなります。

熱は日中は下がって、夜になると上がりやすい。

咳や鼻汁は軽度なことが多く、

長いと7日間くらい熱が上がったり、下がったりもします。

 

有効な治療薬はありません

他人に感染しやすいので、注意が必要です。

 

同じウイルスでも、

流行性角結膜炎は別の扱いです。

 

水痘  

登園の基準

発疹がすべて痂皮化する

 

空気感染であり、感染力が非常に強い。

予防接種の効果は強力で、近年、水痘に感染する小児は減っています。

 

大人の帯状疱疹も、同じウイルスであり、

かかっている最中の大人は、免疫にない人(赤ちゃんなど)

に接しないようにしましょう。

 

白血病の治療中に水痘に感染すると、

治療により免疫がほとんどないため

重症化しやすく、死亡する人もいますので、

水痘は予防接種を受けて、他人に感染させない様にしましょう。

 

 

今回はここまでです。