縮む社会を目撃する若者 | 遠距離大学に進学した次男や就職した長男のこと

遠距離大学に進学した次男や就職した長男のこと

就職1年目の長男と大学1年の次男,2人の息子をもつ父の日記です。

 ちょっと前,東日本大震災の復興イベントのようなものを,TVで放送していました。
 イベントの主催者のような方が,こんなことを話していました。

 「若者たちは,復興していく社会を目撃することと思います」

 
 この言葉に反論するわけではありませんし,そういう場にふさわしい発言だと思います。

 復興(復興って何?)は進んでいくかもしれませんが,社会は確実に縮小していきます。
 人口も,予算も,さまざまな生産物も,サービスも。

 ですから,先ほどの言葉をお借りすれば,

 

「若者たちは,縮小する社会を目撃する」


 予測では,あと25年もすれば,我が町を始め周辺市町村の人口は半減するそうです。
 そういう変化の中で人生を送るのが,若者たちです。

 そのことに対してどう対応すれば良いのか,私には答えはありません。
 少なくとも「大変だ、大変だ」と騒ぐよりも,冷静に事態を見る方が賢明だと思います。