ワクワクしながら見ていた「舟を編む」全10話,やっと見終わりました。
書きたいことが2つあるのですが,今回はその1つ。
それは,池田イライザさんの髪型。
第1回~8回まではストレート。
9回,10回はちょっとウェーブをかけた髪型に。
時間の経過の表現なんだろうと思います。
しかし,私の印象は,残念ながらダウンしてしまいました。
個人的な印象なのでご容赦ください。
しかし,髪型だけではなく,ストーリーでもワクワク感がなくなりました。
池田イライザ演じる岸辺みどりさん。
辞書用の紙を手がける会社の宮本さん。
宮本さんが岸辺さんに,好意を寄せるのはわかります。
私も同じ立場だったら,大好きになると思います。
しかし,岸辺さんが宮本さんに好意を持つというのは,受け入れがたい。
彼女には,同棲していた男性がいたんです。
完全に別れたとは言い難く,岸辺さんの心に常に引っかかっている男性です。
この男性のことが,ドラマの後半で扱われるのかと思っていたら,全然出てきません。
ドラマは,コロナウィルス騒動の中,「大渡海」が発売されるという大団円を迎えます。
でも,正直,嬉しいとか,安堵とか,そういう気持ちになりませんでした。
前半は,躍動感があり,岸辺さんがどんどんのめり込んでいく様が素敵だったのに比べ,後半はちょっと盛り上がりに欠けました。
コロナ騒動を入れない方が良かったと思います。
一気に雰囲気が暗くなり,せっかく出版にこぎ着けたのに,「ヤッター!」感が薄れました。
それに,泣きすぎです。
毎回,岸辺さんが泣きます。