わが家の次女の凸凹特性には先生たちも気付けなかった話。 

 

私が仕事で関わってきた凸凹キッズ達は

男の子が断然多いんですよね~

 

 

なんで

女子の方が少ないの??

 

 

いえいえ、決して少ないわけではくて

女子の凸凹ちゃん達は

一見適応状態がよく見えて

発見が遅れてしまうことが多いだけ・・

 

 

だから私は学校現場で

発見が遅れて二次障害に苦しむ子を

これ以上増やすことのないように

 

 

 

わかりやすく困っている男子の隣で

静かに隠れて困っている女子たちを

いつも気にして見守っています。

 

 

 

「自分は物心ついた頃から

 どこか人と違うと感じて過ごしてきた。

 でも、違うところを周りに知られないように

 無意識で演技してきた気がする」

 

 

そう語るのはわが家の次女。

 

 

「周りに合わせて普通になろうと

 必死になっているうちに

 本当に自分がどうしたいか

 よくわからなくなってきた。」

 

 

中学3年生の不登校からメンタルを崩し

高校生の時に軽度の自閉症スペクトラム

と診断されましたが

 

 

「軽度」とか「グレーゾーン」とか

そんな言葉では済まないくらい

彼女は苦しんでいました。

 

 

もっと早く小さなうちに

SOSに気付いてあげれば、と

私もどんだけ

自分を責めたことでしょう。

 

ちょっとの注意や指摘を

「否定されている」

といちいち傷ついてしまうために

小さなミスもイヤ、怒られるのもイヤ

いつでも緊張して

怒られないように

「いい子」を演じて生きている子でした。

 

 

 

一度自分に入った感覚や感情を

塗り替えることが難しくて

嫌だと思ったらとことん嫌。

先入観を変えられない。

ゼロ百思考。

まん中がない。

どんな助言をも受け入れられない

かなりの頑固ちゃんの上に

不安は天下一品の強さ。

 

 

頑固ちゃんを説得するのに

小さな頃から結構ひと苦労でしたあせる

 

 

しかし

学校ではそんな姿を一切見せず

大人しく、優等生のように振る舞う娘。

 

 

毎年変わる先生との個人面談でも

私自身が子育てで感じる違和感を

ちょっと相談しても

 

「全然心配はいらないですよ」

「とってもいい子ですよ」

 

との返事が返ってきて

 

 

褒めて頂いて有り難いのだけど~

 

 

違和感を感じている自分の感覚が

おかしいのだろうかと

罪悪感に似た感情が残っていました。



今と比べて情報量もかなり少なく

時代的にも仕方なかったのかも。


 

そして次女が不登校になった時

もちろんかなりショックではあったけど

 

 

「なんでこの子が??」

という意外性はなくて

 

 

「ここまでよく頑張ってきたね」

 

 

そんな思いが湧いてきたのを

覚えています。

 

 

ちょうど離婚してから3年でした。

私の心が元気を取り戻してきたのを

待ってくれていたかのように

時を待って不登校になった次女。

 

 

今ならもう一度

この子を育て直せるかもしれない。

 

 

そんな一筋の希望の光が

私の心に湧いてきたことが救いでした。

 

 

いつでも気付いたときに

そこからもう一度やり直せばいい。

 

 

少々時間はかかってしまって

娘には悪いことをしちゃったけど

決して遅すぎることはないよね。

 

 

「自分を好きになることは

 私には多分一生無理だけど

 自分をもう少し俯瞰して

 できたことを褒めていこうと思う。」

 

 

最近そんなことを言っていたっけ。

以前ドクターに言われたアドバイスを

思い出して受け入れようとしてるらしい。

本当に少しずつだけど

頑固ちゃんが和らいでいるのを 

言葉の節々に感じます。

 

 

焦らなくていい。

遅すぎるなんてことはないよ。

大丈夫。大丈夫。

 

 

 

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さてさて今日も一日お疲れ様でした。

また良かったら覗きにいらしてくださいね。

 

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