寝る前に読みたい 今日の日経平均株価 市況 2024年5月28日(火) | 初心者と学ぶ株式投資

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今日の日経平均株価 

 

*個人の意見も含まれます。

*ここで紹介している銘柄は推奨しているものではありません。

*あくまで、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

 

雷今日の日経平均株価38,855.37 前日比-44.65下矢印

 

 

雷現在の日経平均株価 先物 日経先物 CME

 

雷今日の為替 ドル円(15:00時点)156.846 前日比+0.052(円安傾向)

 

雷現在の為替 ドル円為替 ドル円

 

前日の米国市場 

27日の英国市場及び米国市場は祝日のため休場。

 

今日の日経平均株価 市況 

電球概要

大引けの日経平均は前日比44.65円安(-0.11%)の38855.37円となった。

東証プライム市場の売買高は15億47万株、売買代金は3兆7244億円。

業種別では、金属製品、その他製品、医薬品、食料品、水産・農林業などが下落した一方、電気・ガス業、非鉄金属、海運業、銀行業、鉱業などが上昇した。

東証プライム市場の値上がり銘柄は38%、対して値下がり銘柄は57%となっている。

 

虫めがね要因

28日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、終値は前日比44円65銭(0.11%)安の3万8855円37銭だった。

前日同様、手掛かり材料に乏しく積極的な売買は手控えられたことで、日経平均は朝方一時39000円手前まで上昇したが、買い一巡後は前日終値水準でのもみ合いとなった。

国内の長期金利の上昇を受けて半導体関連の一角が売られ、指数の重荷となった。半面、銀行や海運などには買いが入り、相場の下値は限られた。

昨晩の米国市場休場を受けて、東京市場は小動きで取引を開始した。

きょうは国内金利の動向をにらみながらの物色が目立った。

長期金利は一時1.035%と約12年ぶりの高水準をつけた。日銀が6月の金融政策決定会合で国債買い入れの減額など金融政策の正常化に向けた動きをさらに進めるとの見方から国内金利に上昇圧力がかかっている。

金利の上昇局面で売られやすいハイテク株に売りが出て、レーザーテクアドテスト東エレクといった半導体関連の下げが目立った。レーザーテクは後場に一段安となった。

半面、割安株には個人投資家などによる買いが向かい、業種別では銀行や海運、電力の上昇が目立った。日経平均も前場に140円ほど下げた後は底堅く推移した。

商い閑散で目立った売りも観測されず。プライム市場の売買代金は連日で4兆円を割り込んだ。

 

!日経平均採用銘柄の値上がり値下がり銘柄

 

上矢印銅価格が上昇したことなどが材料視されて古河電工<5801>、住友電工<5802>、フジクラ<5803>など電線関連の一角が買われた。また、東北電力<9506>が女川原発2号機の安全対策工事が完了と発表したことで刺激材料となり東京電力HD<9501>、関西電力<9503>、中部電力<9502>など電力株も上昇。このほか、ニコン<7731>、東レ<3402>、住友化学<4005>が買われた。

 

下矢印レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体の一部が売られたほか、キッコーマン<2801>、シャープ<6753>、第一三共<4568>、富士通<6702>が売られた。
 

!本日のポイント

 1.日経平均は反落、朝高後に値を消す展開
 2.前日の米株休場で手掛かり材料難の地合いに
 3.国内長期金利上昇、ハイテクセクターに逆風
 4.銀行や保険など金融株には物色の矛先が向く
 5.電力や海運も買われ、全体相場の下値支える

 

今日の値上がり値下がりセクター 

上矢印値上がりセクター

1位 電気 ガス業 2位 非鉄金属 3位 海運業 4位 銀行業 5位 鉱業   

 

下矢印値下がりセクター

1位 金属製品 2位 その他製品 3位 医薬品 4位 食料品 5位 水産 農林業

 

!今日の注目セクター

1位 電気 ガス業

 

⒈ 東北電力が女川原子力発電所2号機の安全対策工事の完了を発表したことから東北電力を筆頭にセクターに買いが集まった。

⒉ みずほ証は27日、東北電の判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価を1000円から1700円に見直した。新家法昌シニアアナリストらはリポートで、女川原発2号機の再稼働の見通しが立っていることや前期の第4四半期の決算を踏まえると、中長期的な収益力が高まっていると評価した。

関西電の目標株価も2400円から2900円に引き上げ、投資判断は「買い」を継続。原発の安定稼働により、将来の電力需要が増える局面にコスト競争力で相対的な優位性があると評価した。電力需要の増加局面で石炭火力に稼働増の余力があるとし、四国電の目標株価は1160円から1600円に変更した。

これらのことから、さらなる株価上昇を見込んだ買いが入っている。

 

3位 海運業

 

⒈ アジアの港湾での混雑、港や鉄道サービスを妨げる恐れがある北米の労働争議、米中貿易対立の高まりを巡る懸念などを背景に海上運賃がこの1カ月にわたり上昇している。これらから、収益増加を見込んだ買いが多く入った。