「温故知新」というのは、あくまで現在の立ち回りの為の言葉であって、古くを敬えだの崇めろだのといったものではない。
昔はウンコだと言われていたとしても、今はとんでもなく良いものだってあるだろう。そういった開拓こそ「温故知新」ではないのだろうか。
長い間噛み続けたスルメが、今になって本当に良い味になったと思うことというのも、「温故知新」というものではないかと自分では思っている。
こんな前フリみたいなものこそ、老害の戯言のように思われるだろう。
老害を鬱陶しいと思っていた年代から、あれよあれよと老害と言われるほどの年代となってしまった。
それで本題なんだけど、YouTubeのおすすめで1990年代の微妙にCDが売れたものっていう動画があって、面白そうだったからそれを見てみた。
当時はミリオンっていうのもちらほら見ていたような気がしていたんだけど、驚いたのは、結構よく聞いていた曲なのに、CDの売り上げとしてはそんなでもない曲がかなりの数あったこと。
CDの枚数的にどれぐらい行けばヒットだの何だのになるのかはわからないけど、10万枚行ってるかぐらいの曲で、自分は買ってはいないCDでもその曲は知っているというものが結構あった。
どこで知っただのという曲ごとのソースはないんだけど、学生時代だと友達と行ったカラオケ、社会人になってからも会社の人たちと行ったカラオケで知った曲があった。
今は社会人になったら飲みニケーションは避けられるので、そういった機会はほぼないものなのだろう。
自分等の世代は、馬鹿騒ぎでストレスを発散ということが多々あったので、その中でいろんな曲とめぐりあえたことは良かったとは思う。勤務形態は最悪だったけどね。
今は自分の好みに合わせて、YouTubeなりがその人にオススメしてくれるからね。わざわざ開拓する労力なんて無駄だと言えるものなのだろう。
それで、CDの販売枚数的には50万とかに届きそうな曲でも、知らないものは知らないというのもあって、すごく不思議な感じだった。
歌手自体はもちろん知ってますな感じでもそれ。
あとは、当時聞いたであろうなうっすらな記憶はあっても、何かしらで刺さった曲には敵わないと思った。
それはその曲の売り上げだの何だのよりも、本当に良かったと思うものは、いつまでも自分の心に留められるものだと思う。
それが後々思い出補正となって、老害的な思考がよろしくない方向へ導いたとしても、その当時に抱いたものは、いつまでも変わらない。
刻まれたことが、自分にとっての財産だと言える。それは昔だろうが今だろうが変わらない。いいものはいい。当たり前の話。
そんなわけで、90年あたりをベースとして、そこらへんの音楽をあれこれ漁ったり、そのついでで出てくる昔のクイズ番組とかが最近のお気に入り。
ヒントでピントとかハイアンドローとかはわかる人が多そうだけど、スーパーダイスQあたりは覚えている人はいるのだろうか。
国盗りゲームやクイズダービーとかも転がっていたので、おっちゃんおばちゃんは探してみて下さいな。
若い人は、見ても何も得るものはないとは思うので、情報番組系のサルベージをするといいかもしれない。