6月19日 虎の門病院受診②(手術説明) | 卵巣嚢腫が見つかった。

卵巣嚢腫が見つかった。

2024年5月に右卵巣嚢腫が発覚(良性見込み)。
治療の経過を記録します。

前回の受診で、一通り術前検査(細胞診、呼吸器検査、心電図検査、血液検査)を

受けたので、その結果と手術について主治医が説明してくれました。

 

術前検査は特に問題なし。

結果を示すモニターで、血液検査の赤血球の項目が赤字になってましたが(多分低かった)、

低いと貧血、臓器からの出血が主な原因であるところ、

MRI検査の結果で卵巣が出血してることが分かっているので、それは特に問題にはならず。

 

子宮頸がんはクリア、心電図も呼吸器も手術には問題なし(配慮すべき事項なし)

ということでした。これにはまず一安心。

 

また、悪性の所見は今のところなく、腹腔鏡手術ということでしたが、

右卵巣・卵管を全摘しましょうと提案されました。

 

私としては、腫瘍部分だけ切除するものと思っていたので、ちょっとビックリ。

主治医に「腫瘍だけ切除するという選択肢はないんですか?」と確認したところ、

 

・現時点では良性という診断だが、年齢を考えると悪性を否定できない。

 (20代であれば残すことも考えるが)

 

・仮に悪性であった場合、患部を切除するとがん細胞が腹腔内に飛び散るおそれがある。

 卵巣・卵管切除の場合は、あらかじめ袋で包んで切除してから、

 袋の中の組織を吸い出すという形になるので、がん細胞が腹腔内に飛び散ることがなく、

 転移のリスクがない。

 

と丁寧に説明がありました。

おそらく強硬に主張すれば、右卵巣を残すこともできたような気もしますが、

チョコレート嚢胞の卵巣癌含有率を調べると、

40代だと4.11%、50代だと21.93%まで上がるのですよね。

 

 

私は今年49歳になるので、50代といってもよい年齢です。

 

一方で、腫瘍が7cm程度だと、卵巣癌含有率は0.7%とそこまで高くはないので、

「良性かもしれないのに、本当に全摘でいいの?」と逡巡してしまいます。

 

 

出典:

 

とはいえ、左卵巣・卵管は温存するので、機能的に問題はないし、

そもそも子供を持つこともないし、年齢的にあと数年で閉経することを考えると、

「絶対、卵巣残したい!」というまでの熱意もなく…。

 

というわけで、リスクを考えると切除するのもやむなしなのか…と納得はしていますが、

これで本当に良いのか?とか、漠然とした不安感は、やはり残ってしまいますね。

 

診察後、入院手続をするために、2階にある患者サポートセンターへ。

 

・事務局の方(ベッドどれにするか第2希望まで申告)

・看護師(卵巣嚢腫の入退院スケジュール等)、

・薬剤師(薬剤アレルギーの有無等)

 

など、ひととおり面談して説明を聞き、また自身の状況も申告して、その日の手続きは終了。

入院申込書(誓約書)は入院当日に提出で良い、とのことなので、

身元引受人を実家の姉、連帯保証人(自署が必要)は夫にお願いすることにしました。

 

残すは麻酔医との面談です。疲れたわ…。