ようやく時系列が追いついた!
Nクリニックの診療後、すぐ転院先の虎ノ門病院に予約したら、
割とすぐ予約が取れたので、早速受診してきました。
日比谷線虎ノ門ヒルズ駅に降り立つと、とらのもんがお出迎え。
出口を間違えたのか、アメリカ大使館の方まで行ってしまい、右往左往しましたが、
この辺、坂と森ビルばっかりですね!
戦争前後の混乱期に、土地買い占めたんだろうな…どの時代でも商売上手おるしな…。
などと余計なことを考えつつ、てくてく歩いて病院到着。
初診の方は予約の40分前に来てね、ということだったので、
結構早めに出たのですが、微妙に迷ったせいか、
ほぼ時間どおりに、2階1番の初診受付へ。
紹介状や、MRI結果が記録されているCD−ROMなどを預けて、
受診申込書を記入。診察券を作成してもらいました。
保険証は、マイナンバーかカードを利用。
マイナンバーカード、世間からはいろいろ言われてますが、
受付もカードかざすだけでスムーズだし、
過去の病院受診履歴とか、処方薬の履歴が見れるし、
今回のような高額医療を受ける際に必要な限度額証明も不要だし、
普通に便利ですよ。
年末の医療費控除の確定申告にも利用できそうです。
と、我が国の政策をアピールしたところで、
書類一式を持って、産婦人科のある5階の共同受付へ。
そこで本日の診察メニューが記載された、患者案内票なるものを発行してもらいます。
「フロアD・Eエリア、567診察室に行け」ということらしい。
行動をITに把握されてますね。
ここまで、驚くほどスムーズな流れ。
ちなみに待ち時間は、案内票に記載されたQRコードを読み取らせて
メアドを登録すれば、診察時間が近づいたらメール通知してくれるらしい。
医療DX、すげーね!
診察室の近くに行くと、
のように、モニターで自分の順番がいつ回ってきそうなのか、
大体の目安を教えてくれます。この日の私の受付番号は、653番。
結局、20分程度待ったくらいかな?
私は初診ということもあり、まだ主治医などは未定。
順番が来て診察室に入ると、
研修医さんだな~
という感じの若い女医さんが鎮座しており、問診を開始。
すぐ横で、先輩医師と思われる男性医師が待機していて、
問診の練習かぁ、いろいろ根掘り葉掘り聞かれるのかなぁ、
などと思っていたのですが、そのようなことは何もなく、
むしろ、あまり話しかけてこないので、
こりゃ間が持たないぜ! とこちらが気を遣って、
前の病院の先生に指摘されたこと説明すると、それに対し、
「そのとおりです」と同意するのみ・・・。
MRIも見てるけど、診断結果や自身の意見を言うことはなし。
先輩医師も見てるし、変なこと言って怒られるのが嫌なのか?
いや、研修医なら、まずそれやってみることが大事なのでは。
と思っていたら、いきなり、
研修医 :子宮はどうしますか?
とセンシティブなこと聞いてきたぜ! おいおい・・・。
問診開始5分で、今の病状と子宮摘出との関係とか、摘出するメリットとか、
なーんの説明も受けてないのに、いきなり聞くか、それ?
ネットがあるから、自分でいろいろ調べられるんで、
何を意図しているのかある程度分かるけど、脈絡なさすぎるし、
出会って5分で、いますぐ重大な決断ができるわけないでしょうが!
といろいろ思うことがありましたが、それを言動に出すのもオトナ気ないので、
焼きそば:あの、私としては、とりあえず悪い部分を切除してもらって、
悪くないところはできる限り残したいですし、
いきなり摘出するっていう判断は、すぐにはできません・・・。
と、あくまでも温厚に、ごくごく当たり前に答えました。
その後、内診と超音波エコーをすることに。
子宮がん検査の細胞診をするために、組織も採取。
そして、超音波モニターに映る自分の卵巣。
・・・デカい。
研修医さんは、指導医に測定ポイントを聞きながらマーカーつけたりして、
一生懸命大きさを測定します。
機械の使い方からの指導を受けてたので、
本当に配属されてすぐ、って感じなんでしょうね。
で、右卵巣を見るときに、器具をぐりっとするんですが、
それが右卵巣近くになると鈍痛が発生。
「我慢しちゃだめですよ!」
というMRI検査時の看護師さんの金言を思い出し、
焼きそば:あ、そこちょっと痛いです・・・。耐えられなくないですが。
先輩医師:じゃあこれ以上はやめておきますね。
となって、超音波検査は終了。
本来痛くないはずの超音波検査で痛みを感じる、ということは、
あまりよくないってことなのかな。
そういえば、Nクリニックの医師が
「癒着があるかもしれない」って言ってたっけ。
あー、研修医さんと比べちゃいけないけど、
Nクリニックはシゴデキ女医さんだったな・・・。
などと思いつつ、再び問診へ。
研修医 :やはり、右の卵巣が相当腫れていますね。
焼きそば:手術が必要って感じですか?
研修医 :そうなります。
今後、空き状況などもみて、部内で検討しますが、
これから日程調整などさせてもらうことになります。
がん検診の結果もみながらなので、次回の診察で
細かなことを決めていきます。
手術日程の希望はありますか?
焼きそば:8月から仕事が忙しくなるので、できれば6~7月中には
手術してしまいたいです。
となり、次回の予約を取って、その日の診察は終了。
結局、最後の問診でも、腫瘍が何センチあったとか、
なんで手術が必要なのかとか、
検査の結果や自分の考えを説明しなかったですね。
医師、というか、まず社会人として、
「ほう・れん・そう」(報告・連絡・相談)
をしっかりやろうな、研修医さん!
この人が今後も担当するなら、ちょっと不安すぎるんだが・・・
と思ってたら、どうやら担当医は彼女ではなく、
横でサポートしていた先輩医師が担当医になる模様。
(次回予約が、その先輩医師の名前で取られていた。)
そら1年目(と思しき研修医)に、手術が必要な患者を
いきなり任せられないもんね。
なお、その後、診察を終えて廊下で待っていたら、
その先輩医師がササっと来て、
先輩医師:この後、時間があるようなら、
今日できる術前検査をやっておきしょうか?
そちらの方が、次回の診察の際に結果説明をまとめてお知らせできますし、
効率的だと思いますので。
と、提案してくださり、患者案内票に新たな診察メニューが追加されました。
まぁこの先生が担当なら、大丈夫かな・・・。
あとで、ちゃんと研修医さんに指導しておいてくださいね・・・。
次は案内票に指示されたとおり、心電図、呼吸器、採決、レントゲン検査へ。
ここでも右上の患者バーコードを機械で読み取って、検査番号を発行してもらい、
自分の順番を待つ仕組み。
そして、全部の検査が終えた後、2階に設置されている精算機で
バーコードを読み取らせ、クレカでお支払い。
めちゃくちゃIT化が徹底されていて、ものすご効率的ですね!
でも、患者側も慣れるまで大変・・・。
診察後は自宅に戻って、テレワーク勤務をしましたが、
超音波検査時の鈍痛が引かず、午後いっぱい呻いてました。
はよ切ってしまいたい。
というわけで、次の診療は6/19(水)です。
診療費:8,580円