6月4日 虎の門病院受診①(転院) | 卵巣嚢腫が見つかった。

卵巣嚢腫が見つかった。

2024年5月に右卵巣嚢腫が発覚(良性見込み)。
治療の経過を記録します。

ようやく時系列が追いついた!

 

Nクリニックの診療後、すぐ転院先の虎ノ門病院に予約したら、

割とすぐ予約が取れたので、早速受診してきました。

日比谷線虎ノ門ヒルズ駅に降り立つと、とらのもんがお出迎え。

 

 

出口を間違えたのか、アメリカ大使館の方まで行ってしまい、右往左往しましたが、

この辺、坂と森ビルばっかりですね!

戦争前後の混乱期に、土地買い占めたんだろうな…どの時代でも商売上手おるしな…。

 

などと余計なことを考えつつ、てくてく歩いて病院到着。

初診の方は予約の40分前に来てね、ということだったので、

結構早めに出たのですが、微妙に迷ったせいか、

ほぼ時間どおりに、2階1番の初診受付へ。

紹介状や、MRI結果が記録されているCD−ROMなどを預けて、

受診申込書を記入。診察券を作成してもらいました。

 

保険証は、マイナンバーかカードを利用。

マイナンバーカード、世間からはいろいろ言われてますが、

受付もカードかざすだけでスムーズだし、

過去の病院受診履歴とか、処方薬の履歴が見れるし、

今回のような高額医療を受ける際に必要な限度額証明も不要だし、

普通に便利ですよ。

年末の医療費控除の確定申告にも利用できそうです。

 

 

と、我が国の政策をアピールしたところで、

書類一式を持って、産婦人科のある5階の共同受付へ。

そこで本日の診察メニューが記載された、患者案内票なるものを発行してもらいます。

 

 

「フロアD・Eエリア、567診察室に行け」ということらしい。

受付の方曰く、そのエリアに行ったら受付用の機械があるので、
右上のバーコードを読み取らせてください、とのこと。
指示どおりやると、看護師さんがどこともなく現れて、
 
問診票書いてくださいねー。
書き終わったら、◯号室にいる看護師に渡してください。

 

行動をITに把握されてますね。

 

ここまで、驚くほどスムーズな流れ。

ちなみに待ち時間は、案内票に記載されたQRコードを読み取らせて

メアドを登録すれば、診察時間が近づいたらメール通知してくれるらしい。

医療DX、すげーね!

 

診察室の近くに行くと、

 

 

のように、モニターで自分の順番がいつ回ってきそうなのか、

大体の目安を教えてくれます。この日の私の受付番号は、653番。

結局、20分程度待ったくらいかな?

私は初診ということもあり、まだ主治医などは未定。

順番が来て診察室に入ると、

 

研修医さんだな~

 

という感じの若い女医さんが鎮座しており、問診を開始。

すぐ横で、先輩医師と思われる男性医師が待機していて、

問診の練習かぁ、いろいろ根掘り葉掘り聞かれるのかなぁ、

などと思っていたのですが、そのようなことは何もなく、

むしろ、あまり話しかけてこないので、

こりゃ間が持たないぜ! とこちらが気を遣って、

前の病院の先生に指摘されたこと説明すると、それに対し、

「そのとおりです」と同意するのみ・・・。

MRIも見てるけど、診断結果や自身の意見を言うことはなし。

先輩医師も見てるし、変なこと言って怒られるのが嫌なのか?

いや、研修医なら、まずそれやってみることが大事なのでは。

と思っていたら、いきなり、

 

研修医 :子宮はどうしますか?

 

とセンシティブなこと聞いてきたぜ! おいおい・・・。

問診開始5分で、今の病状と子宮摘出との関係とか、摘出するメリットとか、

なーんの説明も受けてないのに、いきなり聞くか、それ?

ネットがあるから、自分でいろいろ調べられるんで、

何を意図しているのかある程度分かるけど、脈絡なさすぎるし、

出会って5分で、いますぐ重大な決断ができるわけないでしょうが!

 

といろいろ思うことがありましたが、それを言動に出すのもオトナ気ないので、

 

焼きそば:あの、私としては、とりあえず悪い部分を切除してもらって、

     悪くないところはできる限り残したいですし、

     いきなり摘出するっていう判断は、すぐにはできません・・・。

 

と、あくまでも温厚に、ごくごく当たり前に答えました。

その後、内診と超音波エコーをすることに。

 

子宮がん検査の細胞診をするために、組織も採取。

そして、超音波モニターに映る自分の卵巣。

・・・デカい。

研修医さんは、指導医に測定ポイントを聞きながらマーカーつけたりして、

一生懸命大きさを測定します。

機械の使い方からの指導を受けてたので、

本当に配属されてすぐ、って感じなんでしょうね。

 

で、右卵巣を見るときに、器具をぐりっとするんですが、

それが右卵巣近くになると鈍痛が発生。

「我慢しちゃだめですよ!」

というMRI検査時の看護師さんの金言を思い出し、

 

焼きそば:あ、そこちょっと痛いです・・・。耐えられなくないですが。

 

先輩医師:じゃあこれ以上はやめておきますね。


となって、超音波検査は終了。

本来痛くないはずの超音波検査で痛みを感じる、ということは、

あまりよくないってことなのかな。

そういえば、Nクリニックの医師が

「癒着があるかもしれない」って言ってたっけ。

あー、研修医さんと比べちゃいけないけど、

Nクリニックはシゴデキ女医さんだったな・・・。

などと思いつつ、再び問診へ。

 

研修医 :やはり、右の卵巣が相当腫れていますね。

 

焼きそば:手術が必要って感じですか?

 

研修医 :そうなります。

     今後、空き状況などもみて、部内で検討しますが、

     これから日程調整などさせてもらうことになります。

     がん検診の結果もみながらなので、次回の診察で

     細かなことを決めていきます。

     手術日程の希望はありますか?

 

焼きそば:8月から仕事が忙しくなるので、できれば6~7月中には

     手術してしまいたいです。

 

となり、次回の予約を取って、その日の診察は終了。

結局、最後の問診でも、腫瘍が何センチあったとか、

なんで手術が必要なのかとか、

検査の結果や自分の考えを説明しなかったですね。

医師、というか、まず社会人として、

「ほう・れん・そう」(報告・連絡・相談)

をしっかりやろうな、研修医さん!

 

この人が今後も担当するなら、ちょっと不安すぎるんだが・・・

と思ってたら、どうやら担当医は彼女ではなく、

横でサポートしていた先輩医師が担当医になる模様。

(次回予約が、その先輩医師の名前で取られていた。)

そら1年目(と思しき研修医)に、手術が必要な患者を

いきなり任せられないもんね。


なお、その後、診察を終えて廊下で待っていたら、

その先輩医師がササっと来て、

 

先輩医師:この後、時間があるようなら、

     今日できる術前検査をやっておきしょうか?

     そちらの方が、次回の診察の際に結果説明をまとめてお知らせできますし、

     効率的だと思いますので。

 

と、提案してくださり、患者案内票に新たな診察メニューが追加されました。

まぁこの先生が担当なら、大丈夫かな・・・。

あとで、ちゃんと研修医さんに指導しておいてくださいね・・・。

 

 

次は案内票に指示されたとおり、心電図、呼吸器、採決、レントゲン検査へ。

ここでも右上の患者バーコードを機械で読み取って、検査番号を発行してもらい、

自分の順番を待つ仕組み。

 

 

 

 

そして、全部の検査が終えた後、2階に設置されている精算機で

バーコードを読み取らせ、クレカでお支払い。

 

 

めちゃくちゃIT化が徹底されていて、ものすご効率的ですね!

でも、患者側も慣れるまで大変・・・。

 

診察後は自宅に戻って、テレワーク勤務をしましたが、

超音波検査時の鈍痛が引かず、午後いっぱい呻いてました。

はよ切ってしまいたい。

 

というわけで、次の診療は6/19(水)です。

 

診療費:8,580円