今回は、夕陽をひとひねり!
普通一般的に、海の夕陽をロケーションに置くと、
* 空の夕陽の色彩 * 空の彩りの変化
* 海の色の変化 * 夕陽が海を照らした輝き
などが、ほとんどですが。今回のひとひねりは、
夕陽が、海を照らして輝かす、海岸の砂地、海水が
砂場を濡らすロケーションに、レンズを向けました。
川が海にたどり着く、河口です。
川 > 河口 > 砂場 > 海 です。
向こうから 日本海 > 海岸(砂地) > 河口(川) です。
岸辺では、波がよせて定期的に、砂地を濡らしています。
ここに、夕陽(太陽)が降りて来て、岸辺を照らし、ドラマが起きるのです。
でも、これには大事な条件が有ります。
(1) 夕陽がしっかりと、出てる事。
(2) 砂地を、波が超えるほど、海が荒れてる。
(3) そして、日没までの短時間です。
真夏の日本海 午後の海岸
夕景になる頃、太陽はしっかりと出てきました。
そして、このポイントで!
「水」 の ちからで、絵を描くのです。
(水は、光の銀行・光の記録の映像化)
いよいよ、クライマックス! 光の爆発です。
そして、日没間際。 海は最後の光を燃やします。
このようなロケーションは、日本中どこにでもあるはずです。ようするに、どこに主役を置くかで、まるで別物となります。せっかく、時間と経費をかけて、撮影に行ってるのですから、その時その時の、撮影条件で、主役が最も目立つ様な、写真を撮りましょう。決めつけないで、頭を柔らかく、アドリブをきかしましょう。
北の烏帽子
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