ドラマ『ギークス〜警察署の変人たち〜』(フジテレビ系)で女優・滝沢カレン(32)の“酔っ払い演技”が、視聴者の間で共感性羞恥心を刺激しているようだ。

7月18日に放送された第3話では、滝沢演じる交通課員・基山伊織が、妹弟から煙たがられたことにショックを受け、泥酔。飲食店で大暴走を繰り広げるシーンが描かれた。

その演技について、ドラマライターは「演技の中でもっとも難しいとされているのが、酔っ払いの演技です。ただでさえ、目の前には芸歴17年の松岡茉優、近年重要な役を任されるようになった田中みな実がいる状況。滝沢は渾身の酔っ払い演技に興じたものの、視聴者の間では共感性羞恥心が爆発してしまったようです」と指摘。

視聴者からは「演技下手で見てられん…ドラマは面白いのに…」「本田翼、佐々木希、北川景子に加えて棒演技四天王の完成」などの声が寄せられた。

また、滝沢の演技以外にも、オタク女子3人組という設定が活かしきれていない点も指摘されている。「作中で描かれている3人の特徴は、物事を論理的に考える、愛想をふりまかない、定時で帰ろうとする…など。これってオタクでもなんでもなく、普通ですよね」(ドラマライター)

初回6.1%、第2話5.5%と好調なスタートを切った『ギークス』だが、第3話では4.8%と視聴率が急落。このまま低迷が続けば、打ち切りも視野に入ってくるだろう。

苦境に立たされている『ギークス』だが、起死回生のエピソードで再び視聴者の心をつかめるだろうか。

鍵を握るのは、やはり滝沢の演技だ。次回以降は、より自然で説得力のある演技を見せることが求められるだろう。

また、オタク女子3人組という設定を活かしたストーリー展開も必要不可欠だ。3人のオタク性ならではの視点や能力を活かした事件解決を描けば、視聴者の興味を引くことができるかもしれない。

『ギークス』は、今後どのような展開を見せていくのか。注目したい。