NHK連続テレビ小説『虎に翼』。主人公・猪爪寅子(伊藤沙莉)の言動をめぐり、視聴者から厳しい声が続出しています。

もともと、男女平等や女性の生き方を問う内容で、共感の声も多かったのですが、7月11日の放送で状況が一変。

娘の優未(竹澤咲子)を新潟の実家に預けようとせず、一緒に暮らそうとする寅子。そのやり方が、視聴者から「自己中心的」「優未の気持ちを無視している」と批判を浴びているのです。

「単身赴任すれば優未は親戚と仲良く暮らせるとわかっていて、それを本人が望んでいたとしてもついてきてほしいと言うのは、お願いのようで“ほぼ強制”と同義。」(ドラマライター)

「今まで数多くの朝ドラにクズ親が出てきたけど、主人公自身がクズ親って新しい。」(視聴者)

さらに、7月4日放送では、恩師の言葉に激怒する場面も。

「冷静沈着な物言いが人気を集めていただけに、もう取返しはつかないでしょう。」(ドラマ関係者)

朝ドラヒロインといえば、視聴者に応援してもらえる存在が鉄則。しかし、寅子は今や多くの視聴者から「共感できない」「応援できない」という厳しい意見を受け  ています。

今後、寅子はどのように成長していくのか。 視聴者の心を取り戻せるのか、注目が集まります。