小池栄子さんと仲野太賀さんがW主演を務めるフジテレビ系ドラマ「新宿野戦病院」が、7月3日に初回放送され、世帯7.9％、個人4.5％（関東地区）の視聴率をマークしました。
1月期に放送され好評を博した「不適切にもほどがある！」（TBS系）に続く、宮藤官九郎さん脚本のオリジナル作品ということで、放送前から注目を集めていました。
新宿・歌舞伎町の「聖まごころ病院」を舞台に、様々な〝ワケあり〟な人物たちが登場する救急医療ドラマで、クドカンさんらしい笑いあり、鋭い社会風刺ありのエンターテイメント作品となっています。
初回放送は、テンポが良く今後の展開が楽しみといった声が多数寄せられた一方で、ある点に賛否両論が巻き起こっています。
それが、小池さん演じるアメリカ国籍の元軍医ヨウコ・ニシ・フリーマンの英語です。
ヨウコは劇中で流暢な英語を話すシーンがあるのですが、その発音が一部の視聴者から不評を買っているのです。
エンタメ誌記者によると、
「アメリカ国籍のヨウコが、なぜあそこまでクセの強い発音の英語をしゃべるのか。それが設定なのか、小池さんの発音の問題なのかわかりませんが、視聴者からは『発音が悪すぎる』『字幕を読むのが面倒』といった声がひっきりなしです。ただし、次第に理由が明かされるかもしれませんから、今後の見どころの１つかもしれません」
とのことです。
また、第1話終了後は、小池さんの英語以外にも「ある事」が話題になっています。
それは、出演者のラインナップです。
もう1人の主人公である美容皮膚科医の高峰享（仲野太賀さん）、まごころ病院院長の娘でソーシャルワーカーの高峰はずぎ（平岩紙さん）、同病院内科・小児科の横山勝幸（岡部たかしさん）、看護師長の堀井しのぶ（ドランクドラゴン・塚地武雅さん）と、4人の〝朝ドラ俳優〟が出演しているのです。
現在放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、仲野さんが主人公・佐田寅子（伊藤沙莉さん）の夫で戦病死した優三、平岩さんは寅子の明律大学の同窓生・大庭（竹原）梅子、岡部は寅子の父・直言、そして塚地さんは寅子が弁護士として勤務していた雲野法律事務所の代表・雲野六郎を演じています。
放送終了後、SNSでは即座に「これは『虎に翼』のスピンオフ？」と面白がる声が飛び交っていましたが、はたしてこの配役は、クドカンさんら制作陣の狙いなのでしょうか。
ひとまず話題には事欠かない「新宿野戦病院」ですが、今後の展開が楽しみですね。
