バラエティ番組「ロンドンハーツ 女性芸能人スポーツテスト2024」(テレビ朝日系)で、お笑いタレントのキンタロー。さんが「上体起こし」で反則行為を行ったと指摘され、物議を醸しています。

キンタロー。さんは、アンジェリーナ・ジョリーに扮して「トゥームレイダー」と叫びながら、見事124回という好成績を収めました。しかし、その後の検証で、70回付近から太ももを持ち上げて上体を起こしていたことが発覚。これが視聴者から大ブーイングを浴び、番組側も謝罪に追い込まれています。

問題となったのは、キンタロー。さんが上体を起こす際に、明らかに両手で太ももを持ち上げていたことです。上体起こしは、腹筋だけでなく太ももの筋肉も使うため、太ももを持ち上げると腹筋への負担が軽減されます。

視聴者は、SNSなどで「キンタロー。 インチキ」「スポーツ番組でズルは許されない」と批判の声を上げました。特に、キンタロー。さんと同じ42歳で腹筋を鍛えている熊田曜子が、インチキなしで111回という記録を残していたことから、その差に憤慨する声が多く見られました。

番組側は、キンタロー。さんの行為について「誤審だった」と釈明しています。また、キンタロー。さん本人も「反省している」とコメントしています。

しかし、視聴者からは「誤審にしては不自然すぎる」「最初からインチキするつもりだったのではないか」といった声も依然として上がっており、騒動は完全には収束していない状況です。

今後、キンタロー。さんがどのようにこの騒動を乗り越えていくのか注目されます。

今回の騒動は、バラエティ番組における「やらせ」や「インチキ」の問題を改めて浮き彫りにしました。視聴者は、番組内容を鵜呑みにせず、常に批判的な目で見る必要があることを忘れてはいけません。

また、タレント側も、視聴者を欺くような行為は慎むべきです。たとえそれがバラエティ番組であっても、スポーツをテーマにした番組であれば、真剣勝負であることは当然のことです。

今回の騒動が、今後のバラエティ番組制作のあり方に良い影響を与えることを期待したいですね。