フジテレビは7月期ドラマとして、杉野遥亮主演の『マウンテンドクター』を放送します。山岳医療を舞台にした壮大なスケールのドラマで、早くも期待が高まっています。

実は、フジテレビは最近、医療ドラマに力を入れています。4月期には『アンメット ある脳外科医の日記』、『ブルーモーメント』、『Re:リベンジ-欲望の果てに-』を放送。7月期には『マウンテンドクター』の他に、小池栄子と仲野太賀主演の『新宿野戦病院』も制作されます。

視聴率低迷に苦しむフジテレビにとって、ドラマ部門は唯一他局に太刀打ちできる分野です。バラエティ番組などの予算を削り、ドラマに投入しているという話も。得意な医療ドラマを増やし、一発逆転を狙っているようです。

4月期の『アンメット』は、視聴率はまずまずながら、主演の杉咲花と若葉竜也の演技が光り、高い評価を得ています。シリーズ化や映画化も期待されています。

そんな中、フジテレビがひそかに進めている一大プロジェクトがあるという噂です。それが、大ヒットドラマ『Dr.コトー診療所』の復活です。

2003年からフジテレビで放送された『Dr.コトー診療所』は、高視聴率を記録し、映画化もされました。新シリーズの主演は、映画版で若き医師を演じた『King & Prince』髙橋海人さんになると言われています。吉岡秀隆さんも、劇場版の宣伝で髙橋さんを後継者に指名しています。

『Dr.コトー診療所』新シリーズが実現すれば、髙橋さんにとって代表作となる可能性があります。また、フジテレビにとっても起死回生の一手となるかもしれません。

医療ドラマに力を入れるフジテレビの今後、目が離せません。