女優の菊地凛子さんが、下着メーカー「トリンプ・インターナショナル・ジャパン」の人気商品「天使のブラ(R)」のブランドアンバサダーに就任。6月12日から放映開始の新CMでは、30周年を迎えた「天使のブラ(R)」を着用し、仕事に家事に奮闘する現代女性の輝きと自信を表現しています。

菊地さん演じるのは、仕事に追われながらも、前向きに生きる女性。帰宅後、鏡に映る自分に「よし!」と語りかけ、天使のブラを身につけることで、明日への活力を得る姿が印象的に描かれています。

しかし、このCMに対しては、菊地さんのスレンダーな体形が適役かどうか疑問を呈する声も。一般的に下着モデルには、適度なサイズ感のバストを持つモデルが起用されることが多いことから、「他に候補はいなかったのか」といった意見も出ているようです。

対照的に、ライバルメーカー「ワコール」は、NMB48の元メンバー・渋谷凪咲さんを起用した新CMを放映。こちらは27歳の渋谷さんが、はつらつとした笑顔でふくよかなバストを披露しており、菊地さんとは対照的なイメージを打ち出しています。

とはいえ、「天使のブラ(R)」は“魔法のハリ感”が特徴であり、菊地さんのようなスレンダーな体型にも効果を実感できる商品なのかもしれません。

この2つのCMから、下着のターゲット像やブランドイメージの違いを読み解くこともできます。今後、下着業界ではどのような表現や訴求戦略が見られるのか、注目していきたいですね。

 

菊地さんといえば、凛とした佇まいと演技力で、幅広い役柄を演じる実力派女優として知られています。近年は2児の母としても活躍し、その経験を活かした役柄も注目されています。
今回のCMでは、仕事と育児を両立する現代女性の等身大の姿を表現。菊地さんの経験と魅力が存分に活かされています。

30周年の節目にふさわしく、前向きで自信に満ちた女性像を表現した作品。
菊地さんの演技と演出が見事にマッチしており、共感を呼ぶ仕上がりとなっています。

近年では、多様性を尊重する風潮から、様々な体型のモデルが起用されています。
しかし、依然として、ある程度のサイズ感を持つモデルが主流であることも事実です。

多様な女性のニーズに応える商品開発と、それに伴う表現や訴求戦略が重要になります。
今後も、下着CMから目が離せません。