女優・上戸彩の兄が、17年間芸能界関係者であることを隠し、妹を守ってきたことが明らかになり、称賛されています。

6月17日放送の日本テレビ系『しゃべくり007』に上戸彩が出演。サプライズで登場した次兄が、その理由を語りました。

上戸彩と次兄は、幼い頃から非常に仲が良かったといいます。中学時代にはカップルと間違えられるほどベッタリで、当時の次兄の彼女が嫉妬の手紙を書くほどだったとか。

しかし、次兄は妹が芸能界に入り、人気女優となると、一転してその関係を隠すようになります。

その理由は、妹を守るためでした。

上戸彩は17歳でブレイクし、たちまち人気女優の座を射止めました。その人気ゆえに、悪意を持った人物が近づいたり、ストーカー被害に遭ったりする可能性も高くなります。

そこで、次兄はあえて自身の素性を隠し、妹を影から守ることを決意したのです。

次兄は徹底したガードを続け、17年間も「兄と2人兄弟」と周囲に言い続けてきました。

しかし、昨年東京から石垣島へ移住したことを機に、周囲も芸能界ネタに食いつかなくなったと感じたことから、ようやく上戸彩の兄であることを公にするようになったといいます。

一方、芸能界には上戸家とは正反対の家族関係も存在します。

タレント池田美優(みちょぱ)の3歳年上の兄は、妹の知名度を仕事で利用していました。

営業の仕事で「みちょぱの兄」であることを明かし、顧客に気に入られようと積極的にアピールしていたのです。

しかし、この行為がみちょぱの知るところとなり、兄はSNSで顧客と思われる人物の投稿を発見されてしまいます。

みちょぱは兄の怪しすぎる営業方法に激怒し、SNSで兄を批判するとともに、営業活動をやめるよう厳しく注意したといいます。

上戸彩の兄の献身的な妹思いには、多くの人が称賛の声を送っています。

「妹を守るために、自身の立場を犠牲にするなんて本当にかっこいい」「本当の家族の愛を感じる」「上戸さんの兄御さん、素敵すぎます」といった声が続出しています。

池田家の兄のように、家族の知名度を悪用しようとする人もいれば、上戸家の兄のように身を犠牲にして家族を守る人もいる。

芸能界における家族関係は、様々な形が存在するようです。