フジテレビで放送中の「古畑任三郎」30周年記念一挙放送。懐かしのあの名作が蘇り、多くのファンを喜ばせている。

しかし、6月18日放送の第3シーズン第11話「最後の事件・後編」で、とんでもない事態が発生。視聴者の間から批判が殺到している。

問題となったのは、番組冒頭における古畑任三郎(田村正和)の一人語りシーンだ。これまで犯人役として出演したゲストたちの顔写真がパネル状に並んでいたのだが、そのうちSMAPの5人だけ顔が真っ黒に塗りつぶされていたのだ。

SMAPファンにとっては到底受け入れられない措置である。ネット上には、「何だ、これ?」「ひどい仕打ちだ」「SMAPが消されるなんて許せない」といった声が続出している。

この黒塗り処置の背景には、SMAPとジャニーズ事務所の確執が関係していると考えられる。現在、SMAPはジャニーズ事務所を退社しており、フジテレビもジャニーズ事務所との関係を重視している。そのため、再放送とはいえSMAPを画面に登場させることは控えたのではないだろうか。

しかし、その結果、視聴者の間には不快感を与えてしまったことは否めません。せっかくの30周年記念再放送が、このような形で台無しになってしまったのは非常に残念です。

今回の件は、ジャニーズ事務所の影響力の大きさを改めて浮き彫りにした。今後も、ジャニーズタレントを巡って様々な問題が発生する可能性がありそうだ。