2019年放送の人気ドラマ「グランメゾン東京」が、映画「グランメゾン・パリ」として今冬公開されることが決定しました。しかし、コロナ禍や木村拓哉さんの“キムタク離れ”と言われる視聴率低迷の影響で、厳しい船出となる可能性が指摘されています。

ドラマ「グランメゾン東京」は、木村さん演じるフランス料理シェフ・尾花が、鈴木京香さん演じるシェフの倫子と出会い、日本で三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げるストーリー。最終回は16.4%の高視聴率を記録し、大ヒットとなりました。

映画「グランメゾン・パリ」は、ドラマ版のその後を描いた作品で、パリを舞台に尾花がアジア人初の三つ星獲得を目指す姿が描かれます。ドラマ版の主要キャストに加え、新たに北大路欣也さんや松嶋菜々子さんも出演する予定です。

しかし、映画の公開を前に、木村さん主演のドラマ「Believe-君にかける橋-」が低視聴率で苦戦していることなどが関係し、「グランメゾン・パリ」も興行収入が伸び悩む可能性が指摘されています。 

 

コロナ禍の影響: 映画の撮影はコロナ禍の影響で延期され、公開も当初の予定より遅れることになりました。
“キムタク離れ”: 近年、木村さん主演のドラマの視聴率が低迷しており、“キムタク離れ”と言われる現象が起こっています。
旧ジャニーズ事務所の力低下: 以前は旧ジャニーズ事務所のバックアップでPRできたものの、現在はその力も低下しています。 

 

一方、TBSはこれらの課題を克服するため、積極的にPR活動を行う予定です。具体的には、

木村さんの家族を巻き込んだ番宣: 木村さんの妻である工藤静香さんや、娘のKokiさん、Cocomiさんらを巻き込んだ番宣を行う可能性があります。
ドラマ版の再放送: 映画公開前に、ドラマ版を再放送することで、視聴者の関心を高める狙いがあります。
SNSでの積極的な情報発信: 公式SNSアカウントなどを活用して、映画に関する情報を積極的に発信していきます。 

 

木村さんにとって、今冬は俳優としての正念場となるでしょう。「グランメゾン・パリ」の興行収入が、今後の活動に大きな影響を与えることは間違いありません。

果たして、木村さんは“キムタク離れ”を克服し、映画をヒットに導くことができるのでしょうか? 注目が集まります。