福岡で開催中の櫻井翔さん個展「未来への言葉展 PLAYFUL!」の新グッズをめぐり、ファン間で波紋が広がっています。問題となっているのは、ポストカードに書かれた「いつも産んでくれてありがとう」という言葉。

この言葉は、嵐のリーダー大野智さんが、メンバーや自身の誕生日などに毎年テレビで口にしていた恒例のフレーズとして知られています。そのため、一部のファンからは「櫻井さんがパクリをした」「大野さんの言葉を勝手に使っている」といった批判が噴出しているのです。

公式サイトでは「櫻井さんの言葉にイラストレーターの秦直也さんが挿絵をつけた」と紹介されていますが、ファンの中には「言葉選びがおかしい」「大野さんへの配慮が足りない」と感じる人も少なくありません。

一方、「櫻井さんは大野さんに事前に了解を取っているはず」「言葉の意味は人それぞれだから問題ない」といった擁護意見も存在します。

今回のグッズ騒動は、櫻井さんと大野さんのファン心理の相違が浮き彫りになったとも言えるでしょう。櫻井さんサイドとしては、個展のコンセプトである「自身の言葉」に沿った表現だったのかもしれませんが、ファンの中には大野さんの言葉への強い思い入れがある人もいることを理解する必要がありそうです。

嵐は今年4月、グループ活動再開を発表し、ファンに大きな喜びを与えました。今後は、メンバー間のコミュニケーションを大切にし、このような誤解を生むような出来事を防いでほしいと願います。