5月30日、千葉テレビが宮迫博之さんのテレビ出演報道をめぐって声明を発表しました。

声明全文は以下の通りです。

《放送される番組の内容は事前に当社内で審査をしております。外部の制作会社が制作する番組については、番組の内容や出演者などを事前に通告していただき、当社内にて協議した上で制作していただくことを関係各社にお願いしております。ネットニュース等で報道されている宮迫博之氏出演の番組は、そのような通告もなく外部の制作会社によって制作されたものです。よって当番組の放送の予定はありません》

宮迫さんは自身のYouTubeチャンネルで、6月3日放送予定の千葉テレビ番組「匠の教室」にゲスト出演すると発表していましたが、これは誤情報だったことが判明しました。

宮迫さんは2019年に吉本興業を退社して以降、地上波への復帰を目指してきましたが、今回の件でその道はさらに険しくなったと言えます。

以下、宮迫さんの地上波復帰を阻む3つの障害について詳しく解説します。

1. 世間の風当たりが強い
宮迫さんは2019年に反社会的勢力との闇営業問題で吉本興業を解雇され、大きな批判を浴びました。その後、謝罪会見やYouTube活動などで復帰を目指してきましたが、世間からの風当たりは依然として強いようです。

特に、問題発覚後も反省している様子が見られないことや、謝罪会見で虚偽の発言をしていたことが指摘されており、世間の信頼を回復するには至っていないと言えるでしょう。

2. テレビ業界からの反発
宮迫さんは闇営業問題以外にも、過去にテレビ業界関係者に対してパワハラを行っていたことが発覚しています。

こうした経緯から、テレビ業界関係者の中には、宮迫さんの復帰を歓迎していない人も多いようです。

また、宮迫さんの復帰によって、番組スポンサーや視聴者から反発を受けることを懸念するテレビ局も少なくないでしょう。

3. 他のタレントとの兼ね合い
宮迫さんが復帰した場合、同じような問題を起こした他のタレントの扱いが難しくなるという問題もあります。

例えば、田村亮さんやカラテカ・入江慎也さんなど、宮迫さんと同じように闇営業問題で謹慎処分を受けたタレントたちもいます。

宮迫さんが復帰した場合、彼らにも同様の機会を与えるべきだという声が出てくる可能性があり、そうなるとテレビ業界全体が混乱する恐れがあります。

以上の3つの理由から、宮迫さんの地上波復帰は簡単には実現ないと考えられます。

今後、宮迫さんがどのように世間の信頼を回復していくのか、そしてテレビ業界との関係を改善していくのかが注目されます。