「芸人辞めるんですか?」の質問に「いやいや、そういうことではないから」

お笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじさん(54歳)が、今月2日に得度式をあげ、天台宗の僧侶「千原靖賢和尚」となったことを自身のインスタグラムで報告し、世間を驚かせました。

その後、自身のYouTubeチャンネル「せいじんトコ」で、今後について語りました。

動物専用の僧侶として活動

せいじさんは今後、「死ぬまで修行」を続けるとしつつ、「よく言われるのが“芸人辞めるんですか?”と。いやいや、そういうことではないから」と、芸人と僧侶の二足の草鞋を履くことを明言しました。

そして、動物専用の僧侶として、「お寺を買って、ペット専門の供養をするのか?」という質問に対しては、「別の土地を今は探している」と明かし、「今はちょっと遠い。お寺が山陰地方なので、もうちょっと都心部で」と、寺院建立の構想を語りました。

ドッグランや猫じゃらしのあるお寺

寺院は、「ドッグランがあったり、猫が遊べるようなところがあったりとか。極端なことを言ったら象が遊んでいたってええねん」と、これまでにないユニークな形を想定しているようです。

墓参りの重要性を訴える

また、せいじさんは最近の話題として、「僧侶の先輩方と食事をしている時に出た」のが「お墓参りに行かない人が多い。俺は大事やと思う。仏教は先祖供養だから、そういうことの啓蒙というか、“お墓参りに行こうぜ”というのも言っていきたい」と、墓参りの重要性を訴えました。

心無い声への反論

そして、「こういうことをすると“ええ格好しやがって”とか言う人おるけど、そうではない。そういうこと言う人は心が貧しい、というか。“ビジネス坊主”という声が挙がっても当たり前やけど、じゃあ、お前がしたらええやん。儲かると思うなら、お前がせえや」と、心無い声への反論も述べました。

今後、動物専用の僧侶としてどのような活動を展開していくのか、せいじさんの今後の動向に注目です。