お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニアさんとタレントのケンドーコバヤシさんが、14日放送の読売テレビ「にけつッ!!」で、最近の芸人の高学歴化について語り、話題になっています。

番組の中で、ジュニアさんは最近の芸人について「いい大学に入って、4年間笑いを研究して、相方探して、さあどこの事務所入る? みたいな」と語りました。一方、ケンコバさんは「かつて我々の時代だとサバンナが初めて大学出身」と振り返り、その当時としては高学歴芸人は珍しい存在だったことを明かしました。

特に、サバンナの高橋茂雄さんの出身大学である立命館大学については、ジュニアさんも「マジかぁっ!って。センセーショナルやった」と驚きを隠せなかった様子。 ケンコバさんも「アホちゃうかーいうて、大学行ったお前らが一番アホやいうてたんですけどね。もったいないことして、お母ちゃん泣いてるやろって」と、当時の周囲の反応を語りました。

さらにジュニアさんは、高橋さんのお父様が「開業医、歯医者で」と裕福な家庭で育ったことを明かし、20歳くらいの時に高橋さんの実家に行った際のエピソードを披露しました。

そのエピソードによると、高橋さんの両親はジュニアさんを喜んで出迎えてくれ、豪華な食事を振る舞ってくれたそうです。 しかし、朝に歯を磨こうとしたジュニアさんは、蛇口がなく慌ててしまうというハプニングがありました。実は、高橋さんの実家は足元のペダルで水が出るシャワータイプだったのです。

ジュニアさんはこのエピソードを、「ペダルで水出てくるような家のヤツが芸人なるなぁ!」と笑って言いました。

このトークから、時代とともに芸人を取り巻く環境が大きく変化していることが伺えます。 昔は高学歴芸人は珍しかった時代から、今では大学進学が当たり前になりつつあるようです。

今後、お笑い界はどのような方向へ進んでいくのか、注目ですね。