出産レポ②〜破水〜 | YAK. あさみ オフィシャルブログ 「あー坊にっき。」 Powered by Ameba

出産レポ②〜破水〜


出産レポ①〜前夜〜


の続きです。





『破水したらマジでお布団が使えなくなるから念のためお布団に防水シート対策とかしといた方が良い』


という話を聞いたのは2日ほど前のことでした。



確かに破水したら怖いしなぁ〜…

防水シート敷いておくかな。



って。



思っていたんです。

思っていた。

うん。



それやのに、

敷いてなかったのは…



私です…



ライブの準備といい、

ことごとく後回しにしていました、はい…ショボーン





そして着々と、

【その瞬間】は迫ってきました。


お腹の緩みで寝れない夜を過ごしていた深夜。


眠気で少しうとうと…と。

していたと思う、けど…どうだったか

あまりハッキリとは覚えていません。




午前1時30分頃。



プチンっ



と、音がしました。

(自分にしか聞こえないのかもしれないけど

本当にこんな音がしました)


ハッ!?

と意識がハッキリしたその瞬間、




ドゥルルルルとトルネードのように

水が!!


流れ出す!!



ひぃえええ!!



このほんの一秒間のあいだに

いろいろなことが頭をよぎりました。



この前聞いた『破水対策』、してないやん!

とか、

今日が産前最後のライブの日だったので

「え?!今日?!うそやろ?!?!




ちなみに、破水かお漏らしか、

わからないことがある。

とも事前情報から知っていたのですが

(破水が、チョロチョロとしか流れない場合もあるし、妊娠後期はお股がゆるくなっていてお漏らしも珍しくないので)


でもこれは…



まごう事なき

破水!!!!

とすぐにわかるほどに、



ものすごい勢いで水が流れ出ました。

こわいよーーーー!!!!





そしてこのとき、

たぶん妊婦生活で1番の俊敏さを見せたと思う笑



布団死守!!!と急いで布団から転がり落ち臨月の体とは思えないスピードでダッシュでトイレに笑




もうほんまこのとき、

すごいパニックでした。


その理由の一つが

この日、たまたま夫が家の事情で

大阪に泊まりに行っていて

不在だったのです。




でも、ここは実家なので

一階の寝室に母がいます。



すごい大パニックだったのに

どうやらちゃっかりとトイレにスマホは持って入っていたみたいで、ビショビショになったズボンとタプタプに水分吸いとった吸水ライナーを見てすぐにこれはやはりお漏らしではないことを確認。



すかさずトイレから

母に電話。電話。電話。

出ない。


家の電話を鳴らす?

え、家の電話番号なんだっけ、、

えっと、えっと、落ち着け落ち着け、、

電話より下に降りた方が早い…



と、

ほんまにもう、オロオロでしたタラー


トイレから立ち上がったらまた羊水がドバドバでるかもしれない。

そもそも下履きがもうビショビショ。

どうしたら…と思いながらも、


【破水したら即入院、赤ちゃん大丈夫?もたもたしてる間に羊水がなくなったらどうしよう】


ということが頭をぐるぐる。




とりあえずなんでも良いから

着替えなきゃ!

と、トイレから出て着替えを済ませ、

夜用のナプキンもなんとか装着。

少しだけ安心。



陣痛バック、

入院バック、

退院バックは

一階のリビングにまとめてたので

あとはスマホ充電器とか陣痛中の飲みものや食べ物を

冷蔵庫から出して入れるだけ。


とりあえず充電器と財布を持って

一階へ。



母を起こす。


「ごめん、破水した!病院いく!」


とりあえず産院に電話。

するも、やはりパニックになっていたようで

診察券と母子手帳を手元にないまま電話してしまい、


「診察券のID番号教えてください」と

ドライな電話口の対応に

スッーっと、

は!しっかりせねば!母子手帳!診察券!と

急いで二階に取りに行って

スタッフさんにIDを伝える。



スタッフ「今日ちょうど38週の検診で来ていたんですねー。破水は何時頃?お腹は痛い?」


「破水は…えっと、たぶん10分くらい前なんで1時30分頃だと思います。お腹は…ずっとお腹緩くて下痢気味だったんですが〜」


なんてやりとりをしつつ、

「入院準備の荷物持って来てください。」

とのことで、



入院バック、陣痛バックを最終確認し、

今日のライブで必要になる荷物や物販を

玄関先にまとめます。

今日のライブで、念のための破水対策に

ステージの下に敷くはずだったレジャーシートが虚しく転がっていました。

ライブに来てくれる予定のみんな、ごめんね。頑張ってきます!






急いで車で

産院へ向かうこととなりました。

車中で夫とゆーさんに連絡しておこうと

メールを打つも、

なぜか電波障害で通信出来ず、

この時は連絡することが出来ませんでした。




そして、

破水しているからか、

かなりゆっくりな運転で向かってもらっているにもかかわらず、車の振動が痛いえーん




いたたたたた!



と、何かこう…何かがダイレクトにくる!

痛い!みたいな笑




そして病院に着き、

助産師さんと、


「今日はねぇ、産気付いてる人多くてちょっとバタバタしてるのよ、台風だからかなぁ」


「わぁそうなんですねー!」


なんて世間話なんかのやりとりをしながら

赤ちゃんの状態を確認すべくNST室へ。




まずは母体チェック。

破水かどうか確認するために

下を脱ぎます。


…この時、破水対策に大人用オムツを着用してい私。

助産師さんに笑われるキョロキョロ


ほんまは今日のライブで履く予定やったのに…!

まさかこんな形で使うことになるとわ…笑 



そしてそれを脱いだ途端、

また、バシャーーー




「わぁおー!!これは、確認するまでもなく破水だねー」

なんて言われながら

念のためリトマス紙で破水チェック、

破水を確認。



子宮口の開きをチェック。

開きはまだ指一本…

子宮口も遠い。



「これ…まだまだかかるよー」

とここで言われます。



次に赤ちゃんのチェック。

赤ちゃんの心音確認。

NST記録とるため

この部屋で一時間弱ほど横になっていたかなと思います。



その間、

他の助産師さんも説明に来てくれて、

「嘘ついても仕方ないので、正直に言いますけど…まだまだ、相当、時間かかると思いますよぉアセアセ」  



と、また再度、言われました。




今日中か、はたまた…

明日ぐらいまで…かかるかも…と思いました。



さらに、

破水もしているため、

誘発とか、バルーン入れられるかも…

とか、



あと、めっちゃ怖いけど、過ぎったのが

『緊急帝王切開』



これも、場合によっては

覚悟しなあかんかも、と思いました。






続きます。