地震の影響で、移動手段が限られてしまい、
普段ほとんど使わない電車を使うことになりました。
小さな小さな駅の駅員さんが、
乗り換え駅でのアクセスが悪く、
長い時間待つことになりますよ、と、
とても親切に、ご案内してくれました。
そして、普段ほとんどこの駅を使わないであろう人たちが、
次々やってきて、長い間、待合室にいるのですが、
誰も、いらいらしていなくて、
駅員さんから説明を受けたり、
ただ座って待っていたり。
なんだか、その待合室を取り巻く時間の流れが、
信じられないくらい、ゆーったりしていました
ホームに着いて、電車が入ってきた時には、
なぜか、涙ぐんだりして…。
普通に、電車が動いていること、何事もなく時間が流れていることが、
本当にありがたい、としみじみ思ったのです。
電車の音、踏切の音って、
懐かしいようで、温かいようで、とても好きです