さてと本日は、金沢出張翌日に富山に寄ってちょっと気になっていたものを見に行ったお話でも・・・
日曜日の午後イチに富山入りした足で、私の富山での脚であるスズキ・Swift sportに乗り換えて、とある場所に出かけて来ました。
10ヶ月ぶりのMT車ですが、私の乗らなかった10ヶ月の間に友人に依頼して強化クラッチの組み込み、ワンオフのビルシュタインサスの組み込み、ECUを社外品に変更したので、その更新具合を感じるために乗ってみたのですが、ターボ車にはないノーマルアスピレーション独特のアクセルペダルに追従する操作フィーリングはやはり面白くて、しなやかに動くビル脚も相まってかなりいい感じに仕上がりました (๑・̑◡・̑๑)
次はいつ乗れるかわかりませんが、屋内ガレージできっちりと越冬させて、コロコロ大魔王大禍が鎮静化した暁には、また北陸のミステリースポット巡りをしたいと思っておりまっす‼️
さてと今回の目的は、とある車両が富山地方鉄道に譲渡・入線したとの話を聞いたので、そのverifyが目的・・・
その前に後輩がいる国立・富山大学の理学部に顔を出して用事を済ませた後、県道44号線(旧R8)の五福の交差点で複線化された富山地方鉄道市内線の主力車である8000形の初号機である8001のスギ薬局のラッピング車両が来たので、ちょいと撮影・・・
こちらは旧鵯島(ひよどりじま)信号所に新設された電停・富山トヨッペット本社前に停車する8000形とその奥に連なる立山連峰・・・
今年は立山連峰の雪が少なくて、撮影当日も20℃ちょっという気温で、何やら面妖な暖かさ (´-ω-`)
それにしても富山市内に住む人で、かつてこの場所から旧R8を横断し、現在の富山トヨペット本社の場所当たりに存在した富山地方鉄道・新富山駅の存在をどれくらいの人が覚えているのでしょうかねぇ〜・・・
旧JR西日本の大赤字線である富山港線跡を利用した富山ライトレールは黒字路線として一躍有名となりましたが、それは軌道と敷地が残っていたからであり、
既に軌道や駅敷地が点在するだけの射水線は、モータリゼーションのツケを払い切ることは不可能であり、これから加速度的になる少子高齢化の地方版は、自家用車の運転限界を迎えた老人たちの買い物難民や通院難民が指数関数のような綺麗な放物線を描くように増え続けることでしょう・・・
小売店を守る法律であった大店法(大規模小売店舗法)も今から20年前の2000年6月1日に廃止となり、まちづくり三法(大規模小売店舗立地法・中心市街地活性化法・改正都市計画法)が施行させるも、結果として殆どの地方自治体の県庁所在地の駅前商店街はシャッター通りとなったのは有名な話・・・
まぁ、都市部も含めて言える事は、郊外に家を買い、買い物を車にdependしているような生活スタイルは、老後に生活そのものが崩壊するという話であり、老化した躰で車を運転する事による二次被害については、昨今話題となる老人による交通事故の増加につながるというお話・・・
現実的な話をするなら、70過ぎで加害者として交通事故を起こし、交通刑務所に収監されるなんて事が他人事ではないということ・・・
因みに富山県富山市が推進する『スモールシティ戦略』の要となるLRT(Light rail transit)システムは、車がなくても市内の主要な場所にLRTを使い赴く事ができるというもので、
過疎化した地区から市内に転居してもらい、このシステムの中に組み込むという施策なのですが、なかなか対象の住民には受け入れられないというのが本当のところであり、真剣に考えるのは対象者自身が本当に困った時 ┐(´∀`)┌
とにかく、絵に描いた餅にならない様に、富山市には頑張ってもらいたいと思いまっす ( ´Д`)y━・~~
さて、毎回お約束の様にハナシがだいぶ逸れてしまいましたが、ここからが今回の本題っ‼️
どうやら4両編成で富山地方鉄道に入線したのですが、今回の観た状態は制御車(顔)と中間車が分かれて留置されておりました。
以下の動画はJR貨物により、あいの風とやま鉄道の魚津駅から富山地方鉄道・電鉄魚津駅の引き込み線へNRAが引き渡される動画なので、興味のある方は是非見て下さいねっ‼️
NRAの隣に留置されていたのは、1979年に日本車輌製造で製造された14760形で、日車らしデザインであり、この時代の日車の私鉄車両によく見られたものですが、既に殆どの各社の車体は除籍&廃車解体となっていて、そういう意味合いでもこの14760形はとても貴重な存在だったりしまっす (๑・̑◡・̑๑)
その14760形の後ろには、
これまた元・西武鉄道の5000系・初代レッドアローである16010形が出庫待ち・・・
3両編成なので週末に運行される『アルプスエキスプレス』だと思われまっす。
私が初めて稲荷町駅にやってきた時は、特急車両として運用していたのは全て関西の私鉄車両でしたが、近頃は関東の私鉄車両の導入が盛んとなり、今回紹介した元・西武鉄道の5000系、
まぁ、逆を言えば自社で新規に車両を作る予算がないという話がオチとなるのですが、地方鉄道としては王道の車両入れ替えとも言えます。
前述した元・西武鉄道10000系NRAは、来年度から本格的に運用される様ですが、私が訪れた時点ではまだ型式も決められていない状態・・・
しかし西武の特急車両であるNRAを富山地方鉄道が買うとは思っていなかったので、実物を稲荷町電車基地で見た時は、本当に感動ものでした (๑˃̵ᴗ˂̵)
といった感じで、
西武線でよく見るNRAが
富山県内を走るとは思いもしなかった感で、
本日はこの辺りで失礼いたします m(_ _)m