ミステリーツー用資料書籍 | ゑびすたろうのブログ

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さてと本日は、ミステリーツーリングの候補地選定用の書籍を入手したお話・・・



綺麗な景色中を友人達とツーリングをするのが好きな方がほとんどだと思いますが、変わり者の私はやはり普通の方が行かない様な曰く付きの場所や廃村など、日常生活では到底味うことが出来ないゾクゾクする様な場所に行きたいというヘンテコな趣味があるので、その為の基礎知識がとても必要な訳だったりしまっす ┐(´∀`)┌

まぁ、その手の話を信じている訳ではないのですが、やはり禁忌な場所はちょっと興味をそそるといったところ・・・

ですが古の昔からの風習を破るなどのは当然する訳にはいかないので、当然その手の参考書籍が必要になる訳でございます。

普通の方はネットで調べて『よし、わかった‼️』となるのでしょうが、私の性格上、それはあまりにも無責任であり、いつも同行してくれる『関東の三老人』の失礼となるので、この手の場所が目的地に設定されている場合、下調べはかなり入念に行うのがツーリング主催者としての最低限のマナーだと思っていたりする訳です ┐(´∀`)┌

といった経緯で、今回入手した書籍は吉田悠軌が2018年11月2日に扶桑社新書より出版した、こちらの『禁足地巡礼』でっす (๑・̑◡・̑๑)

既に紙媒体は入手が難しく、Amazonにてなんとか入手いたしまた。

此方が著者の吉田悠軌氏

書籍内容は、

大島半島ニソの杜、氣比神宮の社叢、沖縄の御嶽、八幡の藪知らず、将門の首塚、対馬のオソロシドコロetc.

人が足を踏み入れてはならない場所が、日本各地には点在している。

奈良県大神神社の三輪山や沖縄の御嶽(ウタキ)のように、主にご神体とされている山や祈祷所のような神聖な場所であることが多いが、千葉県市川市の「八幡の藪知らず」のように、謂われがはっきりとわからなくても未だに「入ったら出てこられない」といわれている怪談要素の強いところもある。

古代信仰が残っている長崎県の対馬にある禁足地は、その名もずばり「オソロシドコロ」。うっかり足を踏み入れたものは、わらじを頭に乗せて「インノコ」(犬の子)と、自分は人間でないと言いながら後ずさって出なければならない、転んだときは片袖をちぎって身代わりに置いていかなければいけないなど、厳格な畏れの地だったという。
また、対馬のお隣、沖之島はいまだに島全体が禁足地で、限られた男性が祭りの日に入ることだけが許されていたが、世界遺産に認定されたことで、禁足が格段に厳しくなってしまった。

男子禁制、女性禁制であった場所が、時代の移り変わりとともに男性も女性も参拝できるようになったり、管理者・後継者がいなくなって消えていったところもあるように、時代とともに禁足地も変わりつつある。
本書であげられたスポットすべてに足を運んだ著者が、誰も体系的に論じたことのない「日本の禁足地」が持つ「恐れ」と「怖れ」と「畏れ」について考察する。

もくじより
第1章 代表的な日本の禁足地
第2章 人の手が入らない「なにもない空間」としての禁足地
第3章 祟る樹木、森神信仰と畏れ
第4章 現代に残された本当の禁足地「天皇陵」
第5章 現代の禁足地「心霊スポット」


といった具合で、日本人の心底に潜む畏怖に対する考察という観点からも、とても面白い一冊になると思っておりますっ (๑˃̵ᴗ˂̵)

未読了書籍群の未読プライオリティを上げ気味にして、ミステリーツーの基礎知識としたいと思っておりますっ‼️

取り敢えずホルホル系の書籍が読了した後に、読みたいと思っているので、それまではお約束のトレーシングペーパーでカバーをして、
ダーク渦巻く本棚で、出番を待ってもらいたいと思っておりまっす ( ´Д`)y━・~~


後一冊は、先日紹介した外薗昌也氏の実話怪談の黒異本の前作である赤異本・・・


発刊日が赤→黒という順番らしいので、著者に敬意を払う意味も込めて、その順番で読みたいと思っておりまっす‼️

それまではトレーシングペーパーに身を委ね、
ダークな書籍に囲まれながら出番を待ってもらいたいと思っておりまっす‼️


といった感じで、
一日中デジタイズな世界にいる反動で、
ついつい非科学的な世界に安息地を求める感で、
本日はこの辺りで失礼致します m(_ _)m