「ウルトラ怪獣アートワークスは第二期ウルトラ以降のデザイン画が大量に掲載された素晴らしい本だがデザイナー名の表記が無いのは不便だ」
と切実に感じたので、僕が調べられる範囲で怪獣や宇宙人のデザイナーをまとめてみようというシリーズの5回目です。
前4作の記事はこちら↓
ウルトラ怪獣アートワークスにデザイナー名が記載されていないのでまとめてみた【帰マン編】
ウルトラ怪獣アートワークスにデザイナー名が記載されていないのでまとめてみた【エース編】
ウルトラ怪獣アートワークスにデザイナー名が記載されていないのでまとめてみた【タロウ編】
ウルトラ怪獣アートワークスにデザイナー名が記載されていないのでまとめてみた【レオ編】
相変わらず更新ペース激遅でごめんなさい。。。
ウルトラマン80
(1980-1981年)
山口 修（やまぐち しゅう）
クレッセント(1)、ギコギラー(2)、ホー(3)、ザンドリアス＆マザーザンドリアス(4)、メカギラス＆バム星人(5)、アブドラールス(6)、ノイズラー(7)、タブラ(8)、ガビシェール(9)、ズルズラー(10)、メダン(11)、ゴラ(12)、サラマンドラ(13)、ザルドン(14)、ミュー(15)、デビロン(16)、ラブラス＆ダロン(17,18)、ギマイラ(18)、ガウス(19)、オコリンボール(20)、ガモス＆ザッカル(21)、ゴモラⅡ(22)、アメーザ(23)、ロボフォー＆ファンタス星人のアンドロイド(24)、アルゴン(25)、ゲラ＆アクゾーン(26)、アルゴ星人(27)、ザキラ(28)、ザタンシルバー(30)、アンゴーラス(34)、ファイヤードラコ(35)、ジヒビキラン(40)、イダテンラン(48)、マーゴドン(50)
本編美術、特撮美術、ウルトラマン80、隊員服、司令室セットなど
※上記の他、殆どの80怪獣を担当
アシスタント
ゾラ(31)
一般公募
ズラスイマー(42)
今回はムック本の山口修特集にデザイン画が載っていたり、ご本人様のインタビューで触れられている怪獣のみ掲載しましたが、それ以外にも殆どの怪獣を山口氏が担当したとされています。
山口氏の証言によると「終盤の中に出てきた中の3,4体は俺のデザインではないはず」だそうで、そのうち2体はゾラとズラスイマーであると明言されています。
アートワークスを見る限り、僕にはバラックシップも山口氏では無さそうなタッチに見えますが…？
ズラスイマーはウルトラセブンのガイロスやテぺトのように子供たちに怪獣デザインを募集し、採用されたデザインを基に誕生しました。
ちなみに、これまでのウルトラシリーズは戦闘機のデザインも美術デザイナーが担当していましたが、80ではバンダイ側が作成しています。
【参考資料】
ウルトラ怪獣アートワークス1971-1980(出版ワークス)
語れ！ウルトラ怪獣(KKベストセラーズ)
君はウルトラン80を愛しているか(辰巳出版)
wikipedia