八十八夜新茶の由来

「夏も近づく八十八夜」と唱歌にも謳われている「八十八夜」。ご存じの方も多いかもしれないが、これは雑節の一つで、立春から数えて88日目にあたる日のこと。つまり今年なら5月2日を指す。例年、茶摘みが最盛期を迎えるように、「八十八夜」と「茶」には切っても切れない深い関係がある。
 ではなぜ、立春から88日なのだろうか?一説には「八」という文字に起因するという話がある。
 八十八は、末広がりの字が重なっており、昔から縁起が良いとされてきた。そこから「この日に摘み取ったお茶を飲むと長生きできる」という言い伝えがあるのだという。また、八十八を重ねると「米」という字になり、農作業を始めるのに良いという縁起担ぎも。八十八夜と米寿(88歳)を大切にし、お祝いする風習もその名残だろう。
 昔から八十八夜に摘み取られたお茶は「柔らかくて質が良い」とされ、神仏に供えたり、目上の人に差し上げる習わしがあった。実際にお茶専門店の関係者に聞いてみたら「最初に摘みこんだ茶葉を一番茶と言い、香りも旨さも抜群。4月下旬から5月中頃のもので、つまり八十八夜の頃に摘んだもの」とのこと。ちなみに「二番茶は6月に摘んだもの、三番茶は7〜8月に摘んだもの」なのである。

 

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2022/2/6