国立博物館から興福寺へ向く途中には多くの鹿がいます。
ほとんど人のいない奈良公園では、鹿がゆったりと草を食んでいます。
仏像館の東側の藤棚の下で休む鹿。
先日荒川の川べりで野生の鹿を捕獲したニュースがありましたが、
奈良の鹿はこんな感じでうまく共存しています。
観光客もうまく共存できないことが多いようですが。
向かい合っている鹿は喧嘩の真っ最中。
奈良公園で鹿の赤ちゃんが誕生するシーズンは5月中旬~7月ごろ。
愛護会では子鹿の保護及び人とのトラブルを防止するため、
妊娠している雌鹿を4月上旬から無事出産し穏やかになるまで鹿苑で保護。
鹿苑で出産した子鹿の公園デビューは7月下旬の予定とのこと。
新型コロナウイルスの感染拡大防止で、今年6月に開催が予定されていた子鹿公開イベントは中止となりました。
しかし奈良公園の鹿は野生の鹿なので、鹿苑以外でも出産します。
その赤ちゃん鹿をところどころで見かけます。
まだ足が細くてかわいい鹿の子模様。
手を出すとそばにいる母鹿に攻撃されるので要注意です。