人工股関節の手術(置換術)を終え、これから同じ道を歩む方へ。

私が実際に行った「ヘルプマークの入手」「障害厚生年金の申請」「傷病手当金の受給」について、細かい手順や工夫を書き残しておきます。

​1. ヘルプマークの入手と「可愛く持つ」工夫

​人工股関節にすると、見た目には分かりにくいですが歩行に配慮が必要な場面があります。そんな時に心強いのが「ヘルプマーク」です指差し

  • もらい方: 役所の福祉課の窓口でもらいました。
  • 窓口でのやり取り: 参考までにと「名前」「生年月日」「右股関節を人工股関節にしたこと」を聞かれたので伝えました。
  • 裏面のカスタマイズ: そのままでは情報が足りないので、日本股関節研究振興財団のステッカーを貼りました。ホームページから申請し、2枚まで無料で頂けます。感謝を込めて、寄付させて頂きました。
  • おすすめのケース: 裏面は必要な時のみ見てもらえれば良いので、推しグッズ用の「トレカ入れ」を使用しています。
  • トレカ入れならほぼサイズが合います。付け外しも簡単だし、何よりかわいいです。

​2. 障害厚生年金の申請(3級から受給可能)

​「障害年金は2級からしかもらえない」と思われがちですが、「障害厚生年金」なら3級(人工股関節)からもらえます。 ただし、初診時に厚生年金に加入していることが条件です。障害厚生年金の受給にあたっては、以下の情報を整理しておくとスムーズです指差し

  • いつ初診だったか(初めて股関節の違和感で受診した日)
  • 通院している病院を変えたときはいつだったか(病院を変えた、または紹介状をもらって転院したのがいつか)
  • その時の状況はどうだったか(痛みや歩行の様子など)これらがわかるようにしておくと、後の書類作成がスムーズになります。

  • プロにお願いする: 個人での申請は大変なので、職場の社労士さんを紹介してもらい依頼しました。費用はかかりますが、安心です。
  • 退院後の流れ: 社労士事務所で、初診の病院や手術した病院の聞き取りを行い、書類の書き方と病院へ提出する書類を預かりました。
  • 病院とのやり取り: 私は最初の整形外科の治療に疑問を持ち、別の病院を経て大きな病院で手術しました。そのため、最初に行った整形外科で「初診(人工股関節になるきっかけとなった)の診断書」を、手術した病院で「国民年金厚生年金保険診断書(関節の動きや手術内容)」を書いてもらいました。
  • 自分で用意したもの: 「病歴・就労状況等申立書」(いつから痛み出したか、受診した日にち、状況、就労状況などを記入)、銀行口座のコピー、運転免許証のコピー、マイナカードのコピー。
  • 現在の状況: 社労士さんが清書して代行申請してくれました。決定まで3ヶ月かかるので、現在は審査結果を待っているところです。

​3. 傷病手当金の申請(パソコン入力が便利)

​入院・リハビリ期間の収入を支えてくれる大切な制度です指差し

  • 書類の準備: ホームページから書類をダウンロードしました。手書きもできますが、パソコン入力も可能だったので、私はパソコンで入力しました。
  • 有給との組み合わせ: 私の場合、手術した月は「有給休暇」を使い、次の月を1ヶ月分「傷病手当金」にしました。
  • 証明書: 手術した病院で「その1ヶ月分」の診断書を書いてもらいました。
  • 提出: 休んだ期間を証明する書類を職場の総務の方に書いてもらい、郵送しました。(ネットでも提出できるようですが)提出後、それほど時間はかからずに入金されました。

​最後に:これからの私と、障害厚生年金のこと

​人工股関節の手術を受けられた方の中には、もしかすると「障害厚生年金」の申請ができることを知らない方もいらっしゃるかもしれません。私も、たまたま自分で検索して初めて気がつきましたあんぐり

​実際、右足を人工股関節にしてから、以前のような激しい痛みは和らぎました。その一方で、脱臼を防ぐための「禁忌動作(やってはいけない動き)」があるため、日常生活の中で不便を感じる場面も多くあります。

​そんな時、障害厚生年金を受給できることは、これからの自分にとって精神的にも経済的にもかなりのプラスになると感じています。

​数ヶ月後には、左足の人工股関節手術も控えています。今のうちにこうした手続きを一つずつ進めておくことで、次の手術にも少しだけ余裕を持って備えられそうです。

​同じように「これからどうなるんだろう」と不安を感じている方の、一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいですにっこり