吸収生物”アルフレア”を追う研究生の記録

 

 灯りが遠くを照らす
 僕はただ歩いていた
 暗闇の中、何もない場所を
 音の無い世界
 今までは光すらない
 地面は常に無機質で
 気温も普通としか、言いようがない
 灯りを見つけて一時間走ったが、
 全くたどり着かない
 汗が出て、それが冷えると
 寒さを初めて感じる
 外に出れない不安が込み上げ、
 走るペースも乱れる
 闇・・・
 闇・・・
 闇・・・
 立ち止まると、背後から鳴き声が聴こえる
 振り替えると、壁が近づいて来てるのに気づく、
 泣いた顔が張り付いてる壁、
 追い付かれたら呑み込まれてしまうかのように、
 ぐんにょりと壁が包み込むように迫ってくる
 追いつかれた・・・

 そう思ったときには、腕が粘土のようなものに呑み込まれ

 足も地面に少しづつめり込んでいた

 靴を脱いで脱出も図るも、腕が少しづつ呑み込まれていく

 もがいていくうちに腕が動かせなくなり、

 髪の毛に粘土が張り付く、首を必死に振り払うと

 次は目に張り付き、呑み込まれながら足をばたつかせていく

 たったそれだけしかできなくなった

 ふらっと、一瞬意識を失うと、身体が壁と一体化したのがわかった 

 手や足は動かないが、壁の自由な箇所は動かせる

 このままなのかと思うと、そうでもないらしい

 壁のまま通り過ぎる人を眺めていくだけの日常が続き

 あることに気づいた

 何かを捕食しないと崩壊していく・・・と

 近くにいる虫を試しに呑み込んでいくと、崩壊が止む

 虫の次は鳥、そして愛玩動物

 こうやって、行方不明になっていくのかなと思いながら捕食を続ける

 そして、真夜中に人を捕食したとき

 ああ、こうやって僕は吸収されていったのかと思いだした。

 

 崩壊の際、チップを取り出され、多分これは全て誰かほかの研究生が解明してくれるだろう。

 意識はないが、多分僕はそう思ったのだろう。
 

☆1月2日書き始め1月5日完成。

アリハン・トーナメント第一部

アリュートからの旅立ち

 

4.森の中の少女

 

 帝国・・・

 この世界には3つの帝国と大きな商国があった。

 ヴェーン、ホルキア、ハバートそして商いの中心ルティ商国、そのうちのひとつヴェーン帝国から話は始まる。

 

-ヴェーン帝国東部アリュートの村-

 

4.森の中の少女

 

 ざわざわと風によって木の葉の声が聞こえる。

 それはアレンと棗(なつめ)という冒険者2人を迎えているかのようであった。

 木に覆われていて森の上ははっきり見えないが、獣道を所々照らす光から天気は上々といったとこである。

 そういった感じのトコを歩き進んでいくと、アレンは棗にこれからのことや、冒険の心得などを聞いていた。

 そして、そうこうしているうち、太陽が真上に来る時間となっていた。

「そういえば、そろそろお昼ね」

 話を聞きながらメモをとっていたアレンは、いきなりの話の転換に驚きながらも、

「そういえばそうだね、弁当でも食べますか」

 といったようにリュックに手をかけた。

「ちょっとまって。早速敵よ!」

 村のあたりの敵なら見慣れたモンスターばかりなのですが、さすがに数時間歩くと見慣れないものも出てくるのでした。

「ちょっと厄介ね。」

 そういって棗が指差したのは、村のそばで見かける木の化け物より少し大きめの、木の化け物でした。

「こいつはレッドウッドラー、いままでと似てるけどちょっと手ごわいわよ。私が相手してもいいけど、修行にならないでしょ。アレン、お願いできる?」

「ああ。何とかやってみるよ」

 とアレンはレッドウッドラーの死角に回り切りかかった。

 カンッっと鉄を叩いた感じの音が聞こえた。

「えっ?」

 そうアレンがレッドウッドラーに打撃を与えたときであった。

 レッドウッドラーの目が光り、枝でアレンを薙ぎ払った。

 そうしてアレンは5,6M近くまで飛ばされた。

 

 そして、レッドウッドラーがトドメを指そうとしたときであった。

 

 木の上から少女の声が聞こえてきたのであった。

 

「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ」

 

 

「ぐわ?」

 とレッドウッドラー

 

「呼んでないけど・・・」

 とアレン

「呼んでないわよ・・・」

 と棗

 

 そして2人とモンスターが見つめる中、 木の上から地面に少女が飛び降りた。

 

 木の葉の上に見事に着地し、そしてレッドウドラーを指差した。

「ウドラキング!ここであったが100年目覚悟しなさい!」

 

 その声に小声でアレンは棗に尋ねる

 

「あれってレッドウドラーじゃ?」

 そういうアレンに棗は、

「ちょっと間違っちゃったみたいだわ、レッドウッドラーにしてはやけに強いと思ったけど、もっと強い敵だったみたいね」

 と冷や汗。

 

 そう、レッドウドラーは普通のウドラーのちょっと強くなった版なのだが、今現在目の前にいるウドラキングは別。

 

 剣士の最上位ソードウェルの賞金首にもなっているほどであった。

 まぁこんなトコには出てこないのが普通なので、棗が間違えるのも納得できるのである。

 さて、場面は少女対レッドウッドラーもといウドラキング!

 ウドラキングの枝攻撃に対して、瞬時にかわして、

 少女は左手で魔法の構えをしながら右手で近くの石を拾い、ウドラキングに素早く投げつけていく。

 ウドラキングの両目に石が近づくと、ウドラキングはさっと石を払い次の攻撃に備えるが、少女が目の前からは消えていた。

 消えたと思われてた少女は、ウドラキングの真後ろに回りこんだのであった。

 少女が火炎魔法をウドラキングの背後から投げると、ウドラキングが火炎魔法をそのまま受ける。

 だが無傷・・・

 ウドラキングはフッと笑い針を真後ろに飛ばす。

 少女はそれも避け木の上に登る。

 左手の魔法を今度指先に集め一気に放つ。

 少女の放った魔法の黒い光は、ウドラキングを垂直方向から貫く光となり、ウドラキングを真っ二つにした。

 そして右手で一気に別の魔法でツルギを出して、ウドラキングを細かく切り刻んだ。

 

 見ていると恐かった反面、そして美しかった。

 

「すごい・・・」

 とアレンと棗は同時に口に出していた。

 戦闘が終わると少女はアレンに近づいてきた。

「よっ、そこの少年」

「はい!」

「そう硬くなるなって。あたしゃあんたを食べたりしないって」

「え、食べるって・・・」

「ははは、冗談だって。

あたしゃチェル・フローディア。

世界をまわって旅してるんだ

それにしたって、嬢さん守るためにきりかかっていくたぁいい心構えだねぇ」

「えっと、アリハントーナメントの出場の辞・・・」

「ぉ、あれに出るんかい。少年もなかなかだね」

「だから辞退・・・」

「ん、辞退?そうか、そこの嬢さんの辞退のお手伝いってわけね

だが、心配しなくても、嬢さんは桜里の匂いがするし、そう弱くないよ」

「桜里?」

「そうか、もしかしたら。この辺の村人かい?それにしては結構よさそうな剣だけど」

 そういってチェルが指差したのはアレンの親父が置いていった剣であった。

 そしてひょいと剣を手にとって見た。

「レイ・ブレード。懐かしいねぇ。なくさないほうがいいよ、高価なもんだし」

「そんな高価なのですか?、親父はまったくどっからこんなもの。」

「まぁ、そりゃ私にもわからないさ。四天王軍のコラル倒して、

ミラルカにレイトスがプロポーズにとあげたんだかな」

「ミラルカとかレイトスってのは誰です?」

「さっすが田舎もんだけあって知らないか。

ミラルカとレイトスは200年前の四天王軍の戦いの・・・」

「よくご存知ですね・・・。ただ、私たちはゼブルにこれから行かなくてはならないので」

 自分を差し置いてアレンが興味深そうにチェルの話を聞くのに怒ったのか

 棗は話の途中でお辞儀をして、アレンを引っ張っていった。

「あっ、棗。まだ話が・・・」

「それくらいの話だったら私だって・・・」

 あらら・・・といった表情でチェルは2人を見送ったのだった。

 そして、アレンと棗の旅は続く・・・

 

5.川辺のキャンプへ

 

 

アリハントーナメント第一部

アリュートからの旅立ち

 

3.参加?辞退?勝手に出すなぁ~

 

 

 帝国・・・

 この世界には3つの帝国と大きな商国があった。

 ヴェーン、ホルキア、ハバートそして商いの中心ルティ商国、そのうちのひとつヴェーン帝國から話は始まる。

 

-ヴェーン帝國東部アリュートの村-

 

 

3.参加?辞退?勝手に出すなぁ~

 

 

 くわーーーこっこ!

 レンテの朝。

 クロパの鳴く声が聞こえる。

「ふわぁぁ」

 大きなあくびがきこえ、アリュース家の朝が始まった。

 ふとアレンが台所を見ると、珍しく親父さんのネクが料理していたのだった。

「おはよさん~」

「おや、親父。珍しいな」

「さすがに俺様も息子の初のレビューとあってはな」

「は・・・?」

「出しといたぞ。もちろん出場で」

「・・・」

 アレンはネクの勝手な行動に固まった。

「そーか、固まるほどうれしいか」

「ちょっと・・・。僕はこんなの出ないって。」

「だが、もう出したぞ」

「ちょっとまて~」

 とここからはいつもの朝の騒ぎ、ただ違ったのは、ネクさんが出てきたのは窓ではなく台所だったというところであるか。

 そして、アレンが家から出て、隣家で掃除をしているローム村長に話しかけた。

 

「親父しりませんか?」

「さぁのぉ、もうでかけたんじゃないかの・・・

それはそうと、出場されるとはのぉ、

まずはゼブル王まで出場のお礼状渡しにいかないとのぉ」

「そうですね・・・、そこでもし間に合えば辞退させてもらえばいいしですからね」

「おや、ネクさんは。そりゃもう、アレン君がでたいといっておったが」

「そんなことはないですよ・・・」

「とりあえず、ゼブルよってからアリハンだと予選もぎりぎりじゃろ。

そろそろ出たほうが」

「そうですね、キャンセルするにしてもそろそろ出ませんと」

「まぁ、その辺はアレン君の好きにするがいいさ、

さてと、ネクさん預かっていたのがあったのわすれておったのじゃ」

 そういうとローム村長は家へと戻り、一つの包みを持ってきた。

「皮の鎧とよくわからん銘柄の剣じゃ

あとはこれ。キロロの実と2Gじゃ。」

「2Gって・・・。そんな大金・・・。」

「とはいっても、1年間だと2Gもあっというまじゃ

アリハンまでだとそれくらいの旅費はないときびしいじゃろ」

 

 おっとここで説明しよう!

 

 まずここに出てくる通貨は1000κ(カッパー)で1s(シルバー)1000sで1G(ゴールド)

 というような感じの通貨になっているのである。

 ついでに現在の感覚で1Gで1,000,000円くらいなのである。

 まぁふつうに200万円渡されると驚くのは当然であろう。

 ついでにG硬貨2枚なのでポケットに入れられる大きさではある。 

 説明終わりだよ!

 

「こんな貯蓄が親父ができたなんて・・・」

 

「そっちかい!

それはそうと、ネクさんも参加されるとかでもうでかけたようじゃ」

「そういえば親父が剣を手にしたなんてみたことないけど大丈夫なのか?」

「さぁのぉ。ただ、ネクさんが収めに来る税額はこの村とっぷじゃ」

「どこからか盗んできたんじゃ・・・」

「ふぉふぉふぉ、それはないじゃろ。」

「んー、親父にしてもロームさんにしても何か隠してそう・・・」

「はてさて、きのせいじゃろ」

「それはそうと棗がさがしておったぞ」

「こんな朝早くから」
っとはなしてるあいだに棗がやってきた

「おーい、アレン~」

「棗、探してたって?」

「トーナメントでるって聞いたからさ、私も出るから一緒に行かない?」

「ああ、それはかまわないけど。僕はゼブルのほうよるけど・・・」

「面白そうだからそれもついていくわ」

「面白そうだからって・・・それだけ?」

「ええ、あと護衛いたほうがいいでしょ」

「棗って留学前はどこかの闘技の先生とか?」

「ええ、どこかは内緒だけどね、ついでに留学のプランにアリハントーナメントふくまれてるしちょうどよかったわ、一人より二人のほうが安心でしょ」

「ええ、はっきりいって道はさっぱりだし」

「きまりっと!それじゃ準備してくるわね」

「了解!ってことでローム村長、僕の方もそろそろ準備してきます」

「おお、がんばってじゃ。

ワシのほうもこれから朝礼があるのでこの辺でお別れじゃな、

村のものにはよろしく言っておくよ。

帰ってくるのを楽しみに待っておるぞ」

「ありがとうございます」

 ということでアレンと棗の旅が始まったのである


4.森の中の少女へ

 

 

アリハン・トーナメント第一部

アリュートからの旅立ち

 

2.手紙(後半)

 

 

 帝国・・・

 この世界には3つの帝国と大きな商国があった。

 ヴェーン、ホルキア、ハバートそして商いの中心ルティ商国、

そのうちのひとつヴェーン帝国から話は始まる。

 

-ヴェーン帝国東部アリュートの村-

 

 

2.手紙(後半)

 

 

 

 

 手紙を読むと、

 

 拝啓

 アレン・アリュース様

 

 

 雪解けも終わり、温かな風が吹く季節。

 いかがお過ごしでしょうか?

 都市アリハン桜の季節になり、レンテでもこれから見ごろを迎えることでしょう。

 さて、本題に入りますが、この度行われる第207回アリハン・トーナメントへご招待いたします。

 

 お手数ではありますが、参加・辞退の旨を事務局宛にお願いします。

 アレン様の健康を日々お祈りしております。

                      リーネ・アルト・アリュート

 

                                    敬具

 

 そして手紙に添えられ、一枚の招待状が入っていた。

 

 

 ついでにアリハン・トーナメントとは。

 それは帝国人民の各自治体から選ばれたものだけが、参加できるステータスのようなものであった。

 

 アリュートの州都方面からならともかく、アリュートの村部にあたるこのレンスにこういった物が届く自体驚き物である。

 

 これって偽手紙なのかと、確認するアレン。 

 

 そして、ローム村長は固まっていた。

 そんなとこへ現れたのはウィメンからの留学者の棗(なつめ)であった。

「どうしたのさ、アレン」

「棗、これなんだけど」

「アリハントーナメント・・・、アレンも出るの?」

「まさか。辞退させてもらおうかな・・・」

「ちょっとまってくれぃ」

 今まで固まってたローム村長があわてて制した。

「「どうしたのさ?」です?」

 アレンと棗はいきなりあせりだしたロームをきょとんと見た。

「せっかく、めったに配られない参加証

もったいない。」

「そんな高価なのですか?」

「そうじゃ。これひとつで英雄にすらなれるのじゃ。」

「でも前線つれてかれるんでしょ、僕はこの村でじっとしていたいですし。」

「うーむ、辞退するのだけはまってもらえないかのぉ。」

「じゃ、明日まで考えて見ますよ、多分変わりませんけど。」

「わかった。英雄になればこの村の宣伝にもなるし、くれぐれも頼んだぞ。」

(結局それが目的なのか・・・)

アレンと棗はあららといった表情であった

「さーてと、そろそろ昼ごはん作らないと。アレンも来る?」

「ああ、手伝わせてもらうよ。」

そうして平凡な一日は過ぎ。

 夜になるとネクさんが帰ってきて、アリュース家は騒がしくなったのだった。

 

3.参加?辞退?勝手に出すなぁ~

 

 

アリハン・トーナメント第一部

アリュートからの旅立ち

 

1.手紙(前半)

 

 

 帝国・・・

 この世界には三つの帝国と大きな商国(しょうこく)があった。

 ヴェーン、ホルキア、ハバートそして商いの中心ルティ商国、そのうちのひとつヴェーン帝国から話は始まる。

 

-ヴェーン帝国東部アリュートの村-

 

 

「この、酔っ払い!」

 

 いきなり窓からフライパンが舞いおりた。

 枕を持ちながら頭をぽりぽりかきながら、 後ろから飛んでくる凶器をひょいとよけながら、一人の中年と呼ぶには若いお兄さんが出てきた。

「ネクさんいつもながらすごい寝起きの悪さだねぇ」

 おじいさんからネクさんとよばれたお兄さん、 名をネク・アリュースといった。

 ここの太守様と同じ名前であるが本人は否定。

 夫を亡くし一人でアリュートを支えるリーネ妃と、あまりにもつりあわないので、それを口にする人すらいないが。

 さて、このネクさんがフライパンを避けながら窓から出てきたのは、フライパンの主ネクの一人息子アレン・アリュースが、作った料理を酒にどっぷりとつけたからである。

「せっかくワーベア倒して人が作ってやったのに」

「俺はね、お酒ちゃんが一緒じゃないとご飯が食べられないのだよ

おじちゃん、年だしね」

「こんなときだけ年齢使うな。とにかく。酒はやめんか!」

「いやだね。おじちゃん、酒と結婚するんだ。

というわけで、ローム村長これ」

 そういいローム村長と呼ばれたおじいさんはネクさんから、料理だったものが盛り付けてあるお皿を手渡された。

(これわしが食うのじゃろか・・・)

 そして、しばらくすると部屋からアレン少年が現れた。

「あの親父は?」

「もうお勤めだってよ、それにしてもネクさん給料だけはいいみたいだね、このまえも・・・」

「どうせ、どっかで賭け事でもやってもうけてるんでしょ」

「アレン君も、もうちょっと、ましないい方してあげたほうが、仮にも父親でしょ」

「ああ、だが僕のつくった料理をですね」

 いい加減な親父にまじめ過ぎそうな息子。

 そしていつも出かけてる親父がいない間の相談役の村長。

 絵になるようなこんな日常のことであった。

 目の前に赤と白のワープゲートが現れ、郵便やさんが現れた。

「アレンさん書留ですよ」

「はぁ・・・、僕ですか?」

「そうですよ。とにかくこちらにフルネームのサインお願いできます?」

「はい」

そういうとアレンはマジ・ペンを取り出すとささっとサインを済ませた。

「ありがとうございました~、またご利用ください」

 そういうと郵便やさんはワープゲートに乗って去っていった。

 郵便やさんが去った後アレンは送り主を見た。

 

-ゼブル王国軍 最高司令官兼国王 アステラ・ジルン=ゼブル28世-

 

 

「アレン君、何か悪いことでも?」

 

「するとしたら親父じゃ?」

「かもねぇ」

 そこで納得されるのがネクという人物のこの村での実績であった

「とりあえずあけてみますよ」
 そういいアレンが封をあけると、一通の手紙が出てきたのであった。
 

2.手紙(後半)へ

 

2018・12・22校正及び修正。

 

 

(2.白の空間)

 「光太郎君君は確か田村の息子だったよね」

 一瞬田村って誰かと思ったが確か父親の旧姓がそうであったのを言われて気づいた。

 「田村はSP(スーパなパシリ)としてよく働いてくれてるよ」

 「父親はSP(セキュリティポリス)として立派な働きなのですね、それを聞くとすごく安心します」

 一応年上だと思うのでそう返しておく。

 「ああ、SPなんて中々できる仕事じゃないからね・・・。さて、今日君を呼んだのは君にしかできない仕事があるんだ・・・」

 大概この手の案件というのはとてつもなく面倒なことを頼まれるパターンであるから僕は

「先に言っときますけどね、父親みたいにお人よしではないので面倒ごとは断りますよ」

 と、先手を打った  

「そんな面倒なことではないさ、名前を1日ほど貸してほしい、報酬は豚骨醤油ラーメンニンニク大盛替え玉は三つほど、それとは別に現金をこちらに・・・」

「子供銀行とかではないですよね」

「・・・」

「まさか・・・ちゃんと(一束と各上4枚目までは)本物だよ、確認してみるがいい」

 そういうと総理はアタッシュケースを拡げ僕に見せた。

「全部1000円に見えるんですが・・・」

「わしゃ、1万円の束とは一言も言ってない。それにこれだけあればガチャ結構ひけるぜ」

「まぁ、これでいいですよ。最後に確認しますが、本当に面倒ごとにはならないんですよね?」

「ええ、君には迷惑はかけないようになってる。」

「それならば引き受けますよ。」

 そういいながら僕は1000円札の束と不正が無いか3枚目くらいまでをそれぞれ慎重に確認する。

 それじゃ、詳しい話に移るとしようか

(3・アリバイへ)

 

(1.カイジミチアキ)

 降ってきたという言葉が正しいのかはわからないけど確かに上からその人物は登場した。

 「右ヨシ!左ヨシ!後方ヨシ!はわかるよ?

でもね、上が疎かになるようじゃいけないねー。」

 と待ち合わせの主はそう言った。

 「それに、光魔法。一般人が見たらどう思うかな?それこそ通報されて黄色い救急車とか呼ばれちゃったりするんじゃないかな。

あ、そうそう。儂の名前はカイジミチアキ。ちょこっと総理大臣とかやっちゃってる系ね。」

 ずいぶん軽いノリの総理がいたものだ。

 TVでは野党相手に追及をすべて切り捨ててる凄い御仁というイメージがあったのだがいざ実物を目の前にしてみると違った意味ですごい。

 総理大臣って護衛とかずっとついててとか思ってたけど、この子はそんなものは必要としていないのが第一印象としてわかる。

 僕が茫然としている中、目の前の自称総理は続ける。

 「あー、儂のこと自称とか思ったりしたっしょ?まぁ、それよっかここは危険だし逃げちゃおうかねー」

 そういうと、僕の光魔法なんかより全然派手な魔方陣を描くと、その魔方陣が大きくなり、ボクと総理を包み込み、瞬きした瞬間には白い部屋にテーブルがあり椅子が二つ置かれており、ボクと総理はその場所に佇んでいたのでした。

(2・白の空間へ)

 

 (0.銃声)

北海道神川市神川空港。

 搭乗口付近で銃声と悲鳴が聞こえる。

 そんなことよりも、僕には今日の夕ご飯とこの先の鉄道状況が気になる。

 あー。僕?

 僕は鈴木光太郎、光魔法が使える息子が欲しいとか厨二病みたいな母親がつけた名前だ。

 母はネカフェのオーナーでほぼ住み込みで家にいなく、父は警察関係の何とかで忙しくて帰ってこれないらしく実質の一人暮らしだ。

 そして先ほど触れた光魔法だが、なぜか魔法というものが使えるらしい。

 小さいころに母親に連れられて行った研究施設でいつの間に身に着ける修行とやらを教えて困れたらしい。

 光魔法といっても、本当に光を操る程度の能力。

 聖なる剣が出せるとかそういうカッコいいものではなく、周囲5mの明度を操ることができるらしい。

 役に立つ場面といっても夜勉強するときに電気がいらなかったとか、本当に至極どうでもいい能力である。

 僕が思い浮かばないだけでもしかしたらすごい使いようがあるのかもしれないけど、実際のとこ使えた覚えはない。

 とまぁそういう能力ではあるけど、そんな能力を使う場面にいま早速いるわけで、一斉に停電になった空港を僕はゆっくりと歩く。

 空港にいるのは、母親と父親の共通の先輩に会うためだ、母親の話だと、「あ、うん。小さい」父親の話だと「あいつとだけは喧嘩したくない」という全く全体像が読めない話であった。

 ただ、こういった時間はぴったしに来るというのだが、待ち合わせ場所は10分前になっても誰もいない。

 5分前、誰もいないどころか先ほどの銃声の事件のせいで普段は人の多い広場の中央には全く人の気配もない。

 1分前。右を見る、左を見る、後ろを振り返る。1分経たないと来れない位置まで見渡すが誰もいない。

 5,4,3,2,1・・・と口ずさみ、0になった瞬間だった。

 上から人が降ってきた。

「ぴったし到着!」

「うわ・・・・っううううううあああああぁぁ・・・・」

僕は思いっきり驚いた。

「時間通りだよ?」

と目の前のどう見ても子供で何故か国会中継で総理の席に座っている小動物が目の前にいたのだった。

(1.カイジミチアキへ)

 

☆雪夏ではなく、雪花。登場人物は大体同じ世界の。

銃声と自己紹介だけ書いて次へ。

続き書こうと思っても自分の作品の設定すら思い出せないから思い出しながら。

すずさきしずく。

方向性が決まるまで短編集括りで更新

01 レヴィーナ

 

かつて眠り姫と呼ばれる人物が

地下世界に眠っていた。

彼女は頑丈に封印され、最も高価な衣装を纏い

カプセルの中でただ眠っていた。

 

そこに現れたのは小太りの商人。

”アルメジア”

人類史上最も最低な商人と呼ばれ

200名の奴隷を所持し、非合法な薬や武器等で

利益を得ていた。

 

そんな彼が最も美しい女性が封印されていると聞き、地下世界を

訪れた。

 

2000年以上も昔に作られた古城を突き進み

彼はついに見つけた。

 

ライナ・レンス

 

かつて遠い東の国で当時の偉人と共に

研究所で実験に加わり危険人物とされた女性。

 

アルメジアはついに彼女を見つけてしまった。

 

封印は近づくだけでそのものを焼き尽くし、10M先にある彼女にたどり着くには不可能に思えた。

 

アルメジアは奴隷200名を筒に押し込み強引に封印を解こうとした。

 

鮮血が筒から飛び散り、奴隷の入った筒は徐々に血だけが残る筒へと変わりつつあった。

 

封印の周りには飛び散った血や肉塊がくっつき徐々に能力が衰えていった。

 

ほぼ全員の死亡が確認されると、封印は解け彼女が起きた。

 

死人だらけの中に起こされた彼女は叫び古城が崩れていった。

 

彼女を起こしたアルメジアは防護服を着ながら彼女の手をつかみ

呪いをかけた。

 

ー奴隷誓約書ー

 

これによりライナはアルメジアに従い、アルメジアのために尽くした。

 

しかし、それもある人物により歯止めがかかった。

 

 

”レヴィーナ”

 

ライナそっくりの彼女はライナの復活後、はるか遠い西の地で目が覚めていた。

 

レヴィーナはライナの呪いを解くためアルメジアの国に向うのであった。

 

 

 

5. 転機

 

<AkiraSide>
僕はライナさんを追い教室を出た

 

しばらく追っていくと

僕のいつもの昼寝場所の屋上へとたどり着いた

えっ・・・

そこには教室で授業を受けてるはずの沙加太とライナさんがいた。

-待ってましたわよ

-で、さっきの話。どう?

僕は状況がわからなかったので応えようが無かった・・・

 

「らいなちゃん~、いきなり言ってもわからないですよ

港川は最初同人イベントすらよくわかっ」

-私も知らないわよそんなの・・・

-で、ちゃんと南政府の切符渡したわよね

「ばっちりでぃ。な、あきら。」
「あぁ、ついにもらったチケットってこれの事か?」

僕はコミコミチケットをライナさんに見せた

バシッ

沙加太の頭にはライナさんの新聞紙が(そこから出したんだそんなの

「いててててぇ」

-余計な細工はしないこと

-で、計画です

「あぁ、匿うってのもわからないしきいておかないとな」

-えと〒070-5684北鉄市七科町7-18-48

-の家に魔王がいるの

-で、退治失敗して追われてるわけ。

「・・・それうちの住所。

で、魔王っていきなり電波ですな。。。」

-セバッサイ、お茶の用意を

そういうと影武者みたいなのが

ライナさんの後ろから飛んできて屋上のコンクリートの上に

座布団とコタツとみかんを持ってきてくれた。

「本当になんでもでてくるなぁ~」

僕はついつい関心。

「でだ、僕の家に魔王ってどういうこと?」

-この写真を見てほしいの

そういうライナさんの手には夢の少女の写真があった。

「この子が魔王?」

-えぇ。で、いま港川紫乃さんに憑依してるわ。

「憑依ってまた霊的ですな・・・、

それにしてもうちの家族巻き込まないで・・・」

-私がまきこんでるわけじゃないの

-そう、勇者として生まれてきた私の宿命。

「また勇者とはたいそうですな・・・」

「そう!俺の名は熱血勇者サカタ!、ぎゃ」

「五月蝿い!」

-五月蝿い!

僕とライナさんは同時にサカタを退かした

-で、とっとと家と国捨てて私の豪邸でガードしてほしいの。

「・・・」

-・・・

「できるかぁ~!!」

-セバッサイ、やってしまいなさい。

「はっ」

僕はいきなり後ろからスタンガンを当てられ

気絶したのであった。

途中意識が朦朧とした中ふわりと浮いた感覚があったが

しばらくすると完全に意識がなくなっていた。

 

<SinoSide>

-そして時は戻り

港川亭


私はまたいつものように起きてしまった

ねぼけまなこのなか
義務を果たさないとというおもいで
兄を起こしに階段を登る・・・
悪夢を見ているようだったが
私にはそれが不快に思えた。
とはいえ、あまり心配させたくないので
思いっきりおこしてみることにしました
私はハリセンをもちおもいきってそこで寝ているおこしてみた

はぁはぁうるさいぞ~!こっの馬鹿兄~!!

強く叩きすぎたわけではないが
ゆっくりと倒れようとしていた
それが寝息によるものとわかると

眠りにつくな~

私はもう一発お見舞いしてあげた
バシッ!!

なにしやがる。まったくこの鬼は。

誰がオニですって~(怒)

この馬鹿兄は全て口に出すらしくすべて私に筒抜けでした

で、紫乃。いきなりはいってきてはりせんはないだろ・・・

だっておきないんですもの

何気ない日常の会話。
そう、これが普通なのだ

いくら世間が大変でも
この日常を大切にしていたかった

ぉい。。。兄~、いきてるか~

私はボーっとしてる兄を今度はそっと起こした

あ、あぁ・・・

まったく、昨日の地震のニュースで起こされてねむねむなのはわかりますが
このしのたんの声で起きないのは犯罪ですよ~

地震?そんなゆれてたっけ?

なーにボケてるの、朝早くに道南の方で震度6+、ここ新永山でも震度3
札幌なんかが大変になってたってHNTのニュースでやってたでしょ
首都圏の地下鉄なんてタイヤ外れて朝から動かないとか
まぁ震度3の地震だし兄ぃならねてられるかもね
それじゃ、私は学校あるから。
とっととおきて兄ぃもいってきぃ。

そういうと兄ぃは外へでていった

そういったあと学校からまたメール
今日も休み。
はぁ

早く学校行きたいな~
私は
部屋のカーテンを開けながらそう呟いた。


ピィンポォーン

馬鹿兄が学校へと出かけ
お部屋の片付けをしているときに
部屋のインターホンがなった

あ、はーい
どなた様ですか?

・・・

しばらくたっても物音がしないので
私はドアから外を覗いてみた

誰も、いないのかな・・・

私は悪戯か何かだとおもって
再び部屋の掃除をはじめた。

掃除機をかけていると
私のエプロンが誰かに引っ張られてるように感じられた
それについ、視線を向けると
ちっさな女の子が私のエプロンを引っ張っていた

おねぇちゃん。
おなか減った・・・

突然知らない子が入ってきて
そんなことを言ってきたので私は焦った。

この場面にどうかえせと・・・

とりあえず私は簡単なものをこしらえ
その子に食べさせてあげた

ごちそうさま~
そうそう水無月様からの伝言です
来週この場所においでって
おなかぺっこぺこだったから
助かりました
もし水無月様にあったら
2NDがよろしくとお伝えください

私はいきなり水無月様といわれてもぴんとこなかった。

その様子に2NDさんは
水無月様とは貴女の夢の少女のことですよと
説明してくれたのでした

私はただそれに首を傾げ
わかったようなわからないような感じで
2NDさんを玄関まで送ってった。

先週から1週間。
完全に日本は南北に分かれてしまっていた
そしてそんな危ないときに
南部の国に行こうとしている
アフォどもがたくさんいることに
私は頭を悩ませた。

コミコミチケット完売

こういうことには疎い私でも
新聞の1面にこうでかでかと書かれてれば
読まざるを得ない
確か兄ぃの友人の沙加太さんがこういうの好きだったけど
まさかね・・・
今度は巻き込まないでほしい・・・
それよりワタシのことを心配した方がいいのかな
もう長くないみたい・・・
私が変わっちゃっても兄ぃは。。。
ちょっと鬱気分な感じのときにまたあの声が
私の中に響く

2NDがよろしくとお伝えください

2NDさんかぁ
そういえばきてないなぁ・・・

ぴんぽーん。

 

あ、はーい。

 

えっと、2NDさんですね。

今日も水無月さんはきてないですよ

 

えぇーでもね。わたし気づいちゃったの

わたしの目の前にいるおねぇちゃんが水無月様だって。

 

えっ?

 

わたしが驚くと2NDちゃんは

わたしに微笑みかけた

 

待っていたぞ、2ND

 

えっ!

わたしの中のワタシがそう声を出したときから

わたしはもう意識がどこかへいってしまっていた

 

兄ぃ助けて。

わたしは残った意識を振り絞ってそう唱えていた。

 

<AkiraSide>

僕は誰かに呼ばれるかのような感覚で目を覚ました。

そして起きたときには、見慣れぬ都会の景色があったのでした。

まったく知らないこの地から

僕は戻ることができるのか心配でありました。

 

 

Color Red If 序章:北海道編終わり。

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当時のあとがき

 

”9のつく日はColorRedIF”

 

10/9日曜日~

 

臨時出勤(泣

つかK課長代理〆切後からしごとはじめるな~泣

てなかんじで出て来ます

 

次の更新は少し飛びます10/19

 

”9のつく日はColorRedIF”1章:真夏編(仮)

冬に1章終わらせる感じになりそう

 

この当時まだ内務の人だったんねー

とりあえず序章の訂正は終わり。明日からは1章の訂正。