かね久 山田
(かねきゅう やまだ)
某ハンバーグ店のオープニング争いに敗退し、どうしようかなって考えた時に「あ!あそこ行きたかったんジャン!」と思い出して、落ち込んだ気持ちが晴れた。
そのお店がここ、かね久山田さん。
電車通りから住宅街に入って行って、静かな街にたたずむお店。
チェックしていた時点で目に入ってきたのは「ミシュランガイド掲載店」って事。
だったのですが、行った時にはそんな事は全く忘れてました
正面入り口の上に掲げた看板に歴史を感じます。
店内は静かでBGMも流れていなかったと記憶してます。
丁度、調理場のすぐ手前のカウンター席へ案内され、そこからは厨房内が丸見え
調理場は広く、ここで手打ちしているんだなって思いつつ着席。
こういうメニュー、それなら推してるっぽい「かけもりセット」をオーダー。
行った日は女性二人で調理・接客を対応で、ゆったりながらそつなくこなしていた印象。
「今日、お豆が入ったので豆ごはんです。」とご飯を勧められたので、いただきました。(豆ごはん、そんなに好きじゃないんですけどね)
お蕎麦はお上品な印象で、汁は濃い感じ。
調べたトコロ、幻と言われる津軽蕎麦だそうで、蕎麦自体が他とは造りが違うらしい。
違いはよくわからないけど、風味はよくある更科とかとちょっと違う気がした。
おつゆは好きな感じなので美味しくいただけた。
ですが量は少なめで、大を頼んでも量は全く無いので、それもあってご飯のセットなどが用意されている様だ。
かけもり+ごはんぐらいで私は十分(満腹じゃないけど)な量でした。
あ、ちゃんと蕎麦湯出てきました。
おいしゅうございました。
記事を書くにあたって調べた話。
津軽蕎麦は発祥とされる津軽で作っているお店は消滅していて、わざわざ函館のこの店へ来る津軽の人もいるらしい、本当に継承されないと歴史が途絶えてしまうかもしれないお蕎麦。
かね久山田の店主は四代目で、病をわずらい一旦閉店したが克服し、今は体調を考えてか週3日と限られているが営業を再開したとの事。
※参考にした記事
そんな気持ちのこもった手打ち津軽蕎麦、一度お試しあれ。
訪問:2023年12月
営業
金土日曜日営業
営業時間:11:30~13:30
アクセス
市電宝来町電停から徒歩3分程度
函館バスなら43系統で銀座通バス停より徒歩5分程度
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