3月31日、融解班は未だ極秘フォルダのパスワードを破ることはできず、この時の彼らが出来るのは行動を起こしたすみれの身の安全を祈ることだけだった。
そして…午後1時、すみれのブログが更新される。
…すみれは死力を振り絞り、融解班へヒントを残してくれた。
融解班はすみれのヒントの答えへ即座にたどり着く。
それは、アルターカーニバルのHPから見れるAC会場に備え付けられたカメラのことだった。
このカメラの砂嵐には立体視が仕込まれており(メタ的なことをいえば多分このときだけ)、浮かび上がった文字をどーにかこーにかし、遂に極秘フォルダのパスワードを突破した。
そして、その日記の中で事件を解決する最後のピースが語られた。
佐久間は後に会場となるこの場所で映画を見てアルターカーニバルを開催するにいたったのだと。
これで銀の弾丸を撃ち込む歴史の転換点が確定された。
#タグを使い、Xにてその事を知らせる融解班。
そして、午後8時。
早速、佐久間が映画を見るであろう時間に銀の弾丸を打ち込もうとするイオリ。
しかし、そこで異変が起こる。
排除した筈のニセイオリが妨害してきたのだ。
偽イオリは言う、俺はお前なのだからお前の作ったシステムなら解除できると。
そして、偽イオリにより銀の弾丸が止めらてしまう。
後は干渉可能時間の限界を過ぎるまで待てば良いと勝ち誇る偽イオリ。
このかつてない危機にイオリは融解班に協力を求める。
画面に出る解除コードを打ち込んでくれ、と。
(100年そこら前で古代人扱い?!ってツッコまれていましたw)
イオリは言う、これまで事件を解決できたのは、彼ら融解班と言う仲間がいたからこそだと。
最後の解除コードが打ち込まれ、偽イオリは今度こと排除された。
そして改めて銀の弾丸を使用する準備を整えるイオリ達。
いつもは直接改変ポイントに接続するが、今回は省エネバージョンなので、2024年の今に接続し、そこから2023年の改変ポイントへとつなぐと言うハズキ。
しかし、2024年の現在に繋いだ途端、接続が不安定になってしまう。
そこに映し出されたのは…
日下部の体に降りたシラノだった。
このままでは接続が切れ、歴史の改変が不可能になってしまう。
虚ろに言葉を囁いていたシラノだったが、突然苦しみ始めた。
日下部の意識が目覚め、シラノに抵抗を始めたのだ。
しかし、ここでまたもや問題が発生する。
どうやって佐久間が映画を見ないようにするのか。
ブレーカーを落とす程度ではすぐに復旧してしまうかもしれない。
何としても、佐久間をへやからださなければならないが、そのアイディアをイオリ達は持っていなかった。
融解班からのアドバイスで当日マルが仕込んていた花火を使うことにしたイオリ達。
佐久間は幼少期のある出来事が原因で打ち上げ花火を忌み嫌っていたのだ。