ALTÆR CARNIVALを無くし少女達を救う為、イオリからの依頼で大澤すみれと言う少女を12日間生き延びさせることとなった融解班達。

駅での死亡は回避したものの、次の魔の手が迫っていた。

どうやら今度は市街地で刺されてしまうらしい。

イオリからのニュース画像から、犯人と思われるXのアカウントを発見する融解班。


Xのポストを読んでいくと、どうやら教団の信者というわけではなく妹を教団に人質にされ末端の小間使いとして動かされているようだ。


そしてついは、教団からすみれの殺害を指示される。

無茶な要求と妹の身柄…精神的に追い詰められれ日に日に疲弊していく狂示郎だったが…


あるものを入手し、一筋の光明が差します。

この、ガチャの景品というのはこちらの「行き場のなくなったポケットティッシュ」

これにはティッシュの他に紙の切れ端が入っており、なおかつそれは「全国でそれぞれ違う切れ端」で、DiscordなどのSNSで持ち寄って始めて全体像がわかるというしくみになっていました。

切れ端を集めて完成するのは、ある村の事に書かれた広報誌と村の地図が完成するんですが、発表された当初はProjec:;Coldの企画している所が関わってるけど関係ない別枠の謎解きと言う感じで融解班達は捉えて(しっかりと仕込まれた謎は解きながら)いましたが、ここに来て同じ世界観の話しだったと明かされて仰天!

ある村とは教団が運営(?)する集落だったのです!

そして、この広報誌に隠された謎を解くことで浮かび上がったメッセージ「やもとぎにはなしかけろ」というのは、狂示郎の妹さんからのメッセージという事になります。

しかし、「やもとぎ」と言うワードに心当たりのない融解班達でしたが…



現在開催されているProject:;COLDの参加のクリエイターさん達の展覧会「不可逆展」である告知がされます。

新進気鋭のフォトグラファー「八本木大介」なる人物のサイン会の開催…そして、そこに描かれた右下のマークはかつてのみやまん事件の真犯人、シラノを信仰する「劇団あかぐま」のマークと酷似しており、融解班は確信します。

…八本木のサイン会に行かねばならない…と。

更にProject:;COLD公式から件のティッシュが再出荷され、更には新たな切れ端が封入されていることがアナウンスされます。

こうして…Project:;COLD初、SNSの枠を飛び出しリアルに行動しなければ解けない謎解きに融解班は挑むことになりました。


ティッシュガチャの謎はほぼ一日で解かれ(アクシデントもあり全て集まるのは2日でしたが)サイン会で八本木の好きな山を答える必要があり、完成した新たな広報誌から得られた情報によりそれが「オニナキ山」であるという事が判明しました。

そして、サイン会当日…

不可逆展の一角で開かれた八本木のサイン会に挑む融解班達。

わかりやすくイメージしてもらうなら刑事ドラマの取調室のような感じで、八本木の他に監視員がおり、一人大体1〜2分という短い時間の中、融解班は監視員にバレないよう様々な方法で八本木とコミュニケーションを取り、情報を集めました。

どうやら八本木も助けたい人物がいるようで、融解班に協力してくれるとのこと。

そして、自分もオニナキ山が好きであると八本木に伝えると、サインと共に暗号が伝えられます。

その暗号をどーにかこーにかすると、ある数字になり、それはネットプリントの番号である事が判明。

その数字でプリントアウト出来たのは、村にある人質の収容施設の場所でした。

しかし、狂示郎の呟きによると、収容施設にはロックがかかっており、パスワードが必要とのこと。

このパスワードを入手する為、融解班は二日目のサイン会にも挑みます。

サイン会二日目…教団からの警備(という名の監視)が厳しくなるというアクシデントが発生。これは八本木にとって予想外の出来事だったらしく、この二日目にはある条件をクリアするとあかぐまのステッカーがもらえるとのことでしたが、八本木に聞いても「これはVIPにしか渡すことができない」との回答。…融解班達は色々と試行錯誤を繰り返しますが、無常にも時間は過ぎていきます。

段々とサイン会の終了時間か迫ってくる中、融解班は八本木が僅かながらヒントを出していることに気が付きます。
そのヒントはサイン会会場内にあるPCにはられた付箋でした。

その付箋に書かれたワードはVIP、ベレー帽、マスク、花…と複数あり、そこから融解班は書かれた物を身につけるのでは?と推測し色々と、チャレンジしますが、やはり誰もステッカーを得ることはできませんでした。
そして終了まで残り1時間を切り、融解班は最終手段に出ます。

それは、全部盛り。

取り敢えず付箋書かれた物と関係のありそうなの物を調達し全部身に付ける作戦に出ました。

そして何人か挑戦しますがステッカーをもらえず…

残り時間も本当に僅かとなってしまい、あきらめムードが漂い始めたその時、1人の男性が現れました。

ベレー帽を被り、花をかたどった淵のサングラスを掛け、黒いマスクをし、花を持った、その余りにも特徴的な出で立ち…(通称フルカスタムニキ)

その姿をみた黒服は「日高様ですね!お待ちしておりました!」とフルカスタムニキを歓迎し、無事にフルカスタムニキはステッカーを受け取ったのでした。

つまりこれは、VIPに変装してステッカーを受け取るというミッションだったのです!!

うん、日高さんのファッションセンスおかしいだろ!!!

因みにその後、複数のフルカスタムニキネキが現れた為に黒服は
少々困惑ししていた模様ですw

なにはともあれ、手に入れたステッカーの裏には何時ものように暗号が記されており、どーにかこーにかするとまたもやネットプリントの番号になり、プリントした資料から更に謎を解くと、収容施設のロックを解除するパスワートが判明しました。

収容施設の場所とロックを解除するパスワード。
これで、狂示郎の妹を助ける為に必要なものが揃い、融解班は知り得たこの2つの情報を狂示郎へDMで伝えます。




融解班からのDMを受けた狂示郎は融解班への感謝の言葉を述べ、妹を救出する為に行動を起こすのでした。