1989年にNHK 教育テレビの講座
『ベストサウンド』で講師をしていました。
バンドをやっている人を公募して
ラテンリズムなどを指導し、
スタジオでグループのメンバーと
一緒に演奏するという、
今考えると大変に贅沢な番組でした。
ゲストも豪華で、スタジオライブがあり、
サルサの『オルケスタ・デ・ラ・ルス』や
『爆風スランプ』なども出演していました。
このゲストで知ったのが
『堀井勝美プロジェクト』でした。
このプロジェクトは、それまで
テレビドラマなどの音楽を
作曲していた堀井勝美さんが、
たまには人に頼まれない音楽も
書いてみたいと言って始まったもので、
当時の一流スタジオミュージシャン総出演
という感じで1997年まで10数枚の
アルバムを出しており、
その音楽の格好良さに魅了されて、
アルバムを買い集めました。
アルバムジャケットは、
山下達郎のジャケットなども担当して
当時人気のイラストレーター
鈴木英人（えいじん）が担当していて、
これまた格好良くて個展にも行き、
飾る場所もないのにあやうく大きな
シルクスクリーンを買いそうに
なりましたが、画集で我慢したのでした。
堀井勝美プロジェクトのメンバーは
アルバムごとに違いますが
主なメンバーは
ギター：是方博邦、梶原順
キーボード：難波弘之、向谷実、佐山雅弘
ベース：鳴瀬喜博、青木智仁
サックス：土岐英史、本田雅人
ブルースハープ：八木のぶお
パーカッション：カルロス菅野 などなど
他にも多数のミュージシャンが
参加していて、気に入ったそれぞれの
ミュージシャンのアルバムを
買ったりして、聴く音楽の幅が
さらに広がっていったのでした。
特にブルースハープの八木のぶおさんは、
吉田拓郎や長渕剛が歌の合間にギターを
弾きながら吹き鳴らす使い方しか
知らなかったブルースハープで
こんな表現ができるのか、
と衝撃を受けたのが
数年前から自分でも始めることになる
遠因にもなっていたのでした。
堀井勝美プロジェクト
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ベストサウンドのゲスト出演
ブルースハープ：八木のぶお
サックス：土岐英史
ギター：是方博邦
キーボード：堀井勝美、難波弘之、野力奏一
ドラム：木村万作
ベース：鳴瀬喜博
1st.Album"HOT IS COOL" 抜粋
Summer's
Blue Waters
SPIRAL FLIGHT
鈴木英人 画集
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※バックの音楽は山下達郎