先日の連絡簿渡し(娘の小学校は二学期制なので)で担任の先生に会ったとき、
「クラス代表で展覧会に絵を出品しましたので、見に行ってやってください」といわれました。
先生は娘の絵についてベタ褒めしてくれてたんだけど…。

その展覧会が昨日と今日だったので、今日行ってきました。
おそらく、応募作品すべてが展示されていたんだと思うんだけど、
う~ん、何だかな~ と私が感じる絵がかなりたくさん混ざっていました。
私の娘の作品もその中の1枚。
何ていうか、絵画ではなくて、むしろイラストに近いのです。
クラスで1枚選んで展覧会に出品したというので、ちゃんとした絵を描いたのかなと思っていたら、
いつも自宅で描いている落書きが少しマシになったかな…という感じ。

正面に飾られていた入選作はさすがに絵画してました。

その最高賞の作品の作者を見ると、
「あれ? 私の母校?」
娘と同じ2年生で…この名前、聞いたことがある!!

昨年の夏休み、合計で2週間ほど、娘を実家に預けていました。
そのとき、そこの小学校の水泳の練習に娘も混ぜてもらっていて、
一番仲良しになった子だったのです。(私は会ったことないんだけど)
もぉ~、ビックリ!

他の入選作もよく見ると、母校の子が多い。
最高賞、金賞、銀賞、入選にそれぞれ一人ずつ。

実は私の故郷は過疎化が進んでいて、
多分、今では小学校の全校生徒は50人(それ以下かも??)ぐらいなんじゃないかなぁ。
複式学級になっている学年もあるって聞いた気がするし。
そんな学校なのに、今回の展覧会に10人ほど出品したうちの4人が入選!
何なの? この異様に高い確率は!!
娘の小学校の全校生徒は7、8倍ぐらいいるのに、入選者は一人もなし。

実家の母に聞いたら、母校には美術が専門の先生がいるのだそうです。
多分、この先生が全学年の図画工作の授業を担当してるんじゃないかな?
小学校は普通、担任の先生が全教科を受け持つものだけど、
私の時代でも、体育や音楽で担任とは違う先生だったことがあるし。

ちゃんとした指導者がいると、子どもの絵ってこんなにすごくなるのか!ってビックリ。
実は私は、小学校と中学美術と高校美術の教員免許をとったのですが、
絵の上手下手は、なんだかんだいっても、
ごく一部の生まれついての才能による部分が多い…って思ってました。
それって、大きな間違いだったんだ!
多分、私が思っていたよりもかなり多くの子どもたちに、
絵で表現する力がちゃんと備わっている。
それを引き出してあげることができるかどうか、なんだろうな。
それはもちろん、絵だけに限らずに言えることだけど。

イラストチックな絵を否定するつもりはないけど、
学校の授業で描く絵はジャンルが別だと思う。
娘の絵を褒めてくれるのは嬉しいけど、私からみると疑問がいっぱい。
私から娘に少し話してみたけど、学校で上手上手と褒められている娘なので、
「なんで? これでいいんでしょ?」って感じで聞く耳持ちません。

なんていうか、娘の絵は上っ面だけの絵。
対象物にも自分にもじっくり向き合っていない、お遊びの絵。
それなりに器用に描くから上手に見えるだけ。

小学校の先生は全教科を教えるからなぁ。
美術に理解がある先生とそうでない先生とでは、授業の内容は全然違ってくるはず。
同じ時間を割くのに、なんてもったいない!
少なくとも、図画工作と音楽は専門に勉強したことのある先生が担当してほしい。
多分、それだけで才能を開花させる子どもがたくさん出てくると思うんだけど。