こんにちは。筑紫野市議会議員の八尋一男です。
 
3月25日吉塚にある中小企業振興事務所にて開催された自動運転システム研究セミナーに参加しました。
100名程でしたがほとんどがメーカーさんでした。
国交省の説明の中で法令違反の死亡事故の内、運転者の違反が96%。
ドライバー不足の対応など自動運転普及の意義を説明。
自動運転のレベル分けは、レベル1.2は運転者が周辺管監視、レベル3.4.5はシステムが周辺監視。
我が国ではホンダのレジェンド(車名)がL3で2021年3月販売開始。
L4はヤマハ発動機が電動カートで2023年5月実用化。
世界ではアメリカ、中国がL4でリード、日本は遅れている。
 
 
色々な話しの中で、西鉄グループ(いわずもがな、我が国最大級のバス事業者で、勿論九州最大です)の自動運転バスの取り組みに興味が沸きました。
 
居心地良い幸福感あふれる社会への貢献を掲げて、サステナブルでウェルビーイングな「まち-地域」を提供する。
全国的であるが西鉄も乗務員の要員不足か深刻、5割強が50才以上で運転と接客な業務、不規則な勤務形態。
 
 
定年到達者が多く採用が追いつかない現状からして自動運転は必須であり、福岡空港の国内線、国際線ターミナル間の連絡バスと北九州空港とJR朽網駅間で実証実験を行った。
レベル2の段階、右左折、車線変更、信号機対応が今後の展開。レベル4になったとしても車掌の仕事は残りハードルは高い。
 
 
年配者の運転士に同乗してもらうとか解決策を検討するとかで打開策を、EV化も含め小さな路面電車的なモビリティサービスとして地域に受け入れられるのが理想的と説明がありました。
 
 
筑紫野市では、オンデマンドバスの実証実験も計画されており共存出来る方法を検討していく予定となっています。