Ноль минус пять минут -36ページ目

最近の秋田書店刊

安定の守備範囲。

『大巨蟲列島』

敵が虫に寄生された人間という形で絵面がよくあるゾンビ物になってきてしまいましたが、甘い展開がなく味方側が容赦なくぶっ殺されるのは良くも悪くも秋田書店。

話の脈絡はあるもののすぐエロに突入するあたりに、昔のPC-98のエロゲを思い出します。

河原崎家的な。

ぼちぼち売れてるらしいのはいいんですが、ただでさえ世間に嫌われている昆虫へのヘイトが高まりそうで複雑。 

 

『巨蟲山脈』

こちらは稲穂師匠が登場する本州側。

刃牙の巨大カマキリもし戦わば、を対戦カードを変えつつ延々続ける昆虫最大トーナメント。

稲穂師匠は昔、昆虫採集先の山岳武装ゲリラから習ったので銃器も扱えるとか『サイカチ』から設定引きずってて、『巨蟲列島』シリーズのスピンアウトとして読み始めた層を置き去りである。

(藤見泰高・カミムラ晋作『サイカチ』2巻 秋田書店刊)

(藤見泰高・カミムラ晋作『ベクター・ケースファイル』3巻 秋田書店刊)

稲穂師匠が出てきてしまうということは、『サイカチ』直系世界観ということで、別作品とはいえあの世界が先々バイオハザード化するみたいで真夏氏たちが心配になります。

かといって真夏氏出したら棒で巨大昆虫を操るヒーロー物になっちゃうしね。『サイカチ』と『ベクター・ケースファイル』で昆虫アベンジャーズ結成しても誰もついてこれない。

今年は気温と湿度が高いせいかカブト・クワガタの当たり年らしくて、玄関によく飛んで来るので保護活動が忙しいです。

まさに飛んで火にいる夏の虫。




 

 

『まどわせないで矢守くん』

チャンピオン本誌に載ってたら惜しまれつつタンコーボンダシタイナ号が発進していたような作風ですが、WEBではニッチな元気玉を集めて生きていける様子。

ひばりくん以来の途中で描けなくなりがちな設定だけど大丈夫?

なんで女装してるんだかかわからんヒロイン♂️との恋愛的なのは、だいたい未完や性別ウヤムヤにしてフェードアウトしているぞ。

美少女キャラの記号で盛らずに可愛く見せるバランスは秀逸。

漫画のせいじゃないんですが、女子制服で夏休みデビューしてトイレで汚水ぶっかけられたりスカート切られたりひどいイジメにあった友達思い出すので、ほんわか甘い展開を素直に楽しめないところはあります。

何度繰り返しても幸せになれないのに、また夢を繰り返すのかという個人的なカルマが評価を辛くさせてしまう。

世の中全部こうだったらいいのにね。

 


またBL雑誌購入、もはや定期購読

 また本誌を買ってしまいました。

 

掲載作品全部読んでます。

BLは過当競争が厳しいのか、背景世界や取り扱う題材が個性的。よくある学園モノがない。

漫画は読者の半径300mから始めろとは言いますが、腐女子の周りには同性愛者のマフィアや獣人がうろついてるんですかね。

特に好きになってしまったのは、花畑を出す魔法に逃げずに国土の緑化に励む『緑土なす』。

ケモノ異種間BLという業の深さがすごい『ボクの旦那様』。馬をちゃんと描く奴に悪いやつはいない。

絵が昔の少女漫画みたいでいい。

銃器の描写が秀逸な『裏切り者のラブソング』。

銃器をちゃんと描く人は青年誌でも数えるほどしかいない。指トリガー警察もニッコリ。

うちにある本物にしか見えないベレッタM92Fを編集部に送ったら警察に通報されますかね。実銃パーツで盛ってますが合法です。

『愛も憎しみも沈黙の中で』は絵に手慣れ感はないんですが背景までこねて描いてる熱量がすごくて、全ページこの調子で描いてると命の危険がありそう。

元の原稿はフルカラーだったりしません?


昔のロリコン漫画誌はエロ要素入れれば何でも許されたので、SFやファンタジー、ガンアクション何でもありで色んな才能が飛び立っていきましたが、いまはその役割をBL雑誌が担ってるのかもしれないですね。


そして俺たちの(誰だよ)『ララの結婚』。

アウラ氏、轟沈。

お節句はしたことあったけど恋した事はなかった。

恋を知り失恋を知る片想いのフルコース。

ラムダン氏にしても村のため、家業のため、世間のため、王家のための結婚ばかりで、純粋に二人のための結婚だけがない。

このままではタイトル回収できず愛人エンドになってしまう。

お前それでいいのか?って幼馴染と村人総登場するのが良かったですね。

頑張れ、タシ氏(覚醒)。

岩塩鉱山の近くには油田があることが多いぞ。

塩が枯れたら次は石油王だ。

しかしガソリンエンジンが実用化されるまで油田は迷惑でしかないのが問題だ。

石材屋としてあと100年頑張れ。


ルカ氏は拾われ者のイグナ氏に『我ら国を持たない流浪の民』『同胞』とか言ってるし、ただの宿無しではなくロマ族っぽいですよね。

ラムダン氏は空気が抜けてしまったし、アウラ氏は失恋で飲んだくれてしまったので、伏線回収はルカ氏の行動力に託すしかない。

いやほんとにここからどうやってまとめるんですか。


この物語を決着させるには、もう遥か東にあるというBL天国目指して日本に来るしかなくない?

17世紀頃、ロシア系コサックが極東のアムール川あたりに入植してたんすよ。

グリナザ族も迫害を逃れて東の方へ旅立っているかもしれない。


17〜18世紀の日本は鎖国してるし、秀吉の朝鮮出兵のせいで明と国交断絶してるけど、琉球を介して長崎から入国できそう。

ためこう先生、この原稿終わったら沖縄行くって言ってたし、休暇なのに仕事を見つけてしまうやも。

もう祝福されて旅立って日本海に達して立ち尽くす二人をアウラ氏が船で迎えに来る絵が見える気がした。


もともと『ララの結婚』て『日本書紀』のヤマトタケルと『とりかへばや物語』を掛け合わせたようなところがあって極めて日本的なストーリーなんですが。

さらに最近マッチョ化が激しいウルジ氏がどーもあの方に似てるんですよ。



その人は……

短髪?

実家が太い?

筋肉ムキムキ?

美少年と付き合いたい?

極端な性格?

それってもしかして……


三島由紀夫。


ラムダン氏は美輪さん。

美輪さんがあの時よしよししてあげれば、切腹なんてしなかったかもしれない。

美輪さんに振られたので自衛隊の基地を占拠して切腹しちゃう三島超先生を愛さずにいられない。

逆神極まる

俺はZO-3で行くと決めたらフェルナンデス倒産。

マイナスの神通力健在。



女子高生にギターやらせる系の漫画が、高校生が絶対手を出せないようなクソ高いギターばっかりもたせるから市場がおかしくなるんだよ。

ギブソンレスポールスタンダード50sだのレスポールカスタムだの大富豪かよ。

ちゃんと入門セット買わせろ。それかハードオフで買って直せ。

僕が選んだほうが滅びるのは僕のせいじゃないよ。

お前らのせいです。


サウンドハウスあたりがフェルナンデスのブランド買収してくれないかな(他力本願)。