ZARD版『君がいたから』コード研究
原曲FIELD OF VIEW『君がいたから』のアコギコードです。
カポなしのオープンCでZARD版のキーになります。
いつもながらネットで見られるコード譜サイトのはあんまり雰囲気出てないので、ZARD版のメロから探ってさっきコード作りました。
コード進行はオダテツ曲の中でも相当弾きやすい展開です。
ずっとネック付近で弾いてられるので好き。
FIELD OF VIEWの原曲よりZARD版のほうがアレンジがFIELD OF VIEWっぽいんですが、切り返しを適当にアルペジオにするだけでよりFIELD OF VIEWみが出ます。
GとGsus4で変化をつけるとさらに。
セブンスやsus4、アルペジオで変化をつけるのはオダテツ先生より編曲の葉山たけし氏かFOVメンバーの趣味なんですかね。
微妙にセオリーやメロから外したコードで、そこが哀愁をかもすところなんですが、手癖で弾き間違いやすいという。
最近はアレンジとして責任取ったのか葉山氏本人がギター弾いてますね。
なんかスピッツと比べるとバンドや弾いてみた方面で過小評価されてますけど、真似するとカッコいい小技が豊富です。
この曲は坂井泉水こと幸子氏のイマジナリーフレンドである石川啄木のルサンチマンが炸裂してていいんですよ。
怒りや泣いたり悩んだりこそが人生であって、笑うのは悪人だから気にすんなっていう。
ニーチェ先生みたいな世界観。
『一握の砂』が引き合いに出される本作ですが、『雲は天才である』もあわせて読まれるのがよろしかろうと思います。
幸子氏は売れたとかで評価されがちですが、現代詩歌人に加えていいと思うんすよ。
与謝野晶子に並んで坂井泉水。
中学生に落書きされるからやっぱいいです。
『君がいたから』のZARDセルフカバーはアルバム『Today is another day』に入ってます。
(イントロ)
C C Dm F G
(Aメロ)
C G Am Dm F G
(Bメロ)
Bm Dm7 A7 Dm G Am F G
(サビ)
C G Am Em F G Gsus4 G
C G Am Em F G E7
Dm7 G C Am Dm7 G C