火のないところに煙を立てる | Ноль минус пять минут

火のないところに煙を立てる


ZARDのあまり聴かれない名曲に『遠い日のノスタルジア』という曲があるんですが、歌詞のストーリーを多数派のカップルとして考えると、交際相手に内緒でどこかでかけたのを黙っていたくらいで破局するというのが違和感あるんですよ。破局してまで言い出せないほどの秘密のほうが気になります。


この歌の主人公はときどき女装外出してて、「あの子」というのは女装している自分で、フル装備で出かけるところを彼女に目撃されて、浮気と勘違いされたけど女装趣味を言い出せずに誤解されたまま別れてしまい、勇気を出して「浮気じゃなくて女装でした」と打ち明けたらワンチャン許してもらえたかも? と思いながらクヨクヨしてるとしかおもえないですね。

言えなかった言葉が胸の中に眠ってるというのは胸パットのこと。

もう時々じゃなくてずっと女装して生活してるんでしょう。


彼女と破局してまで言い出せない外出理由って、それくらいしか思いつかないですよね。普通に考えて。

アルバム『HOLD ME』に入ってます。

織田哲郎氏の曲が1曲しかなくて、栗林誠一郎氏と川島だりあ氏、望月衛介氏となかなか世間一般の思うZARD風味とは毛色の違うアルバムに仕上がってます。

世間一般にアンケート取ると『揺れる想い』か『負けないで』が一位だと思いますが、コアなZARDファン層にアンケ取れば『あの微笑みを忘れないで』と『遠い日のノスタルジア』が上位に来ます。多分。

 

 


今聞いても歌詞とメロはいいんですがアレンジが時代を感じるというか、編曲の明石昌夫氏は90年代に一時代をつくった人なので音の感じが時代と一体化してるんですよね。

サビ前で火星人がギャギャギャンと鳴るところなんか特に。

ZARDの曲かけ流して、これ時代を感じるなーと思うとだいたいアレンジが明石昌夫氏。

『Good bye my loneliness』も明石昌夫氏ですが、サックスが入るあたりでバブル崩壊、『この愛に泳ぎ疲れても』なんかも3番からバブルに突入します。

当時は最先端でかっこよかったとしても、さすがに20年も経って時代をかんじると新規におすすめしにくいのはあります。


じゃあお前、女装ソングの濡れ衣かけたら聴く気になるのかというとあれなんですけども、なります。