ZARDの微妙なA面曲 | Ноль минус пять минут

ZARDの微妙なA面曲

ZARDの『この涙 星になれ』というA面なのに存在が微妙な曲があるんですが、古参ファンサイトですら歌詞が意味わかんねーとか言われてて不憫なので解説します。

これちょうどZARDの中の人の幸子さんがSFにハマってた時期に歌詞の断片を書いてたもので、不思議ワードはフィリップKディックおじさんが元ネタです。流れよわが涙的な。フェイクとか記憶が消える前にとかいう中2ワードはそういう事情です。

ターミネーターも好きだったのでI'll be backとか言い出したりしています。

『ナイルの宝石』(『ロマンシング・ストーン』の続編の微妙な方)とか意外とB級映画好きなんですよね。『Hold Me』という曲は『シザーバンズ』のセリフからですとかいちいちセレクトが渋い。ZARD勤務外の幸子さんは絶対家で午後ロー観てたよね。

黒歴史ノートの封印を解いたような中2感が素敵ですね。

セカイ系にはまだ早かった。

 

 

宇多田ヒカルが出てきてからこっち音楽シーンが変わってしまって、下手な16ビートやらされたりしばらくスランプだったんですよね。

僕は割と日陰でB級マイナー色を出してる時の曲が好きですけどね。ときメモ3のバッドエンド曲とか。

三島由紀夫超先生も言ってたけど、創作は本当の自分を隠そうとするわけですが、隠し方に趣味が出てしまうんですよ。

ZARDの場合は大半TSUTAYAのレンタルビデオで、追憶売ります状態。

『君がいない』で週末に映画を観るのが片付かないとかチョロ出ししてたりするので、わからんとか言わないでZARDの中にちょいちょい出てくる幸子さんを探してください。


カップリングの『おもひで』は珍しく具体的な地名が出てきて、伊豆とのタイアップという理由だけでなく家族旅行いったときの思い出でも混ぜてきてるのかという気もしますし。

恋愛に見せかけてファザコンが見えるというか。

遠ざかる大室山の夕暮れを見ている主人公視点を書くことで、車を運転している誰かを1文字も使わずに存在させるとか、他人には伝わらないことを楽しんでいるフシすらある。

待ち合わせ間違えて映画みられないとかも、字数合わせならテキトーに世界が果てるまで永遠に時を止めたりしておけばいいのに、プロデューサーのスキをみてあえて入れてるわけですよ。

実績ある人が意味わからんことやりだしたときには、そのわからん部分に意味があると思ってください。わざわざ無理してまで通してきてるんですから。

伊豆の『まち』に『都会』という字を当てて現地民の心情に細やかな配慮するほどなのに、意図もなく遅刻エピソードぶっこむわけないだろ。

いろいろとままならない人生観にコクが出てきた時期ですよね。


気になる人はお盆に降霊して本人に訊いてみてください。


僕は昨日からまた頭痛が治らなくて、眠れない頭を抱いて寝床で2日過ぎました。

アレの関係で脳に血栓とかできやすくなってるんじゃないの。