最近見たアニメ Felix The Cat - Comicalamities

5時おきしてお絵かきしようと思っていたのだけど、ついアニメを見て現実逃避してしまいました。



ストーリーは、フィリックスが描き手の手を借りながら白い猫に女の記号を付け加えてメス猫に仕立て上げるが、立派なメス猫になった時点で振られてしまい、腹を立てたフィリックスはメス猫を作品から切り抜いて破って捨てるというもの。
いろんな意味で深い。
全編テレビ版エヴァ最終回みたいなアニメの虚構性への自己言及ネタ。
というかこのころのアニメというのは、その辺の木をしごいて傘にしたり、猫の顔を消しゴムで消して女の顔に描き直したり、絵はただの記号であることを強調するネタが多いと思う。
いま萌えアニメの最終回あたりでヒロインを切り抜いてちぎって捨てるとかやったら発狂するだろうなという気はする。
この手のアニメの虚構性への自己言及ネタが特定の作品傾向の視聴層にやたらと嫌われる理由というのは気になる。