先週の『範馬刃牙』番外・1分でワカる愚地克巳

5歳

幼くして既に高い身体能力の片鱗を見せ、ミズノサーカスの人気者だった。
猛獣使いの父がライオンに襲われ死亡。興奮したライオンに怖気づくことなく手なづける克巳を見た独歩に引き取られ、空手の道に進む。

20歳

独歩をして「空手を終わらせた」と言わしめるほどに成長。

神心会女子部の井上くんにセクハラを働いたラグビー選手の前歯を引き抜き、数人を引きずりながら夜の街を走り回り、神社の境内でボコボコにする。
神心会の最終兵器として最大トーナメントに神心会の威信を背負って出場。

＜最大トーナメント編＞
控え室で「中国拳法抜きで空手を極めたなど侮辱だ、撤回しろ」と烈海王に絡まれる。
バキさんが死ぬほど苦戦した夜叉猿の子、夜叉猿Jr.を桃太郎の歌を歌いながらボコボコにする。
ローランド・イスタスと対戦。独歩超えを宣言し、イスタスを必要以上に痛めつけて快勝。
勝ち方が気に食わなかったバキさんに絡まれ一触即発の空気に。
喧嘩師・花山薫と対戦。濡れた紙の上を破ることなく演武しながら入場し、烈に感心される。

圧倒的な力の前に空手の技が通じずボコボコにされ醜態をさらすも、秘密兵器「音速拳」で辛勝。

21歳

試合中に誕生日を迎えたのか、花山戦のさなか21歳になる。
因縁の烈海王戦。烈の見えない目潰しにより一撃で敗れる。
以後、克巳の格闘家人生は転落の一途を辿る。

＜最凶死刑囚編＞（『グラップラー刃牙』改め『バキ』シリーズに突入）
克巳が烈に敗れたため、独歩は神心会の看板を下ろして出奔。克巳が道場を引き継ぎ、中国拳法を空手に取り入れるべく、烈海王をコーチとして招聘。
独歩を求めて本部道場に土足で乗り込んできたドリアンにボコボコにされ血ダルマに。
独歩が選んだ対死刑囚地下代表に入っていない。
徒手格闘に限界を感じたのか、武器を使った格闘に興味を持ち、加藤清澄に弟子入りし「空手家じゃなくていい」と発言。ドリアンを火ダルマにする。
ドリアンの鋼線を手刀で切って見せた独歩に説教され1日で改心。
加藤がドリアンに敗れ半死半生の状態でサンドバックに詰められて発見される。
加藤の復讐のため神心会門下生を総動員し、ドリアンを遊園地に誘い込む。（末堂がドリアンに挑むが、組み付かれてジェットコースターから転落、半死半生の重傷を負う。）
烈と独歩を擁し、「手前は生きてちゃいけないんだよ」と啖呵を切ったが、ドリアンは海王の称号をもつ烈の同門と判り、同門対決を禁忌とする烈が戦線離脱。
独歩の手でドリアン戦決着。止めは半死半生の加藤。ドリアンは精神崩壊。
シコルスキーが梢江を拉致。神心会の情報網を駆使して居所を突き止める。
バキさんの梢江救出劇を見ていた。
やっぱり空手家は素手だということで斬撃拳の使い手・鎬昂昇をコーチに迎える。
鎬昂昇がドイルに顔面爆破される。
烈がつれてきたドイルに輸血の御礼として道場を小麦粉で爆破され、全身第二度火傷で体毛を失う。

独歩がボコボコにしてつれてきたドイルを克巳がさらにボコボコにする。
克巳汚名返上の猛反撃を差し置いて、バキさんと梢江の性交渉が始まる。

＜バキSAGA編＞
ここからしばらく克巳がドイルを治しては壊し、起しては叩きする間バキさんは延々と性交渉。
ついにドイルを殺すことが出来なかった克巳は、これ以上破壊することを諦め、ドイルに敗北を告げる。
克巳の態度に、初めて敗北を認めたドイルと友情を結ぶ。ドイルの亡命を手助けし、二人の絆として正拳突きを教え、黒帯を授与する。
ドイル、柳龍光の襲撃を受け、克巳が渡した黒帯で首を締められ窮地に陥る。

＜大擂台祭編＞
出番なし。ただ克巳のそっくりさんの範海王が登場。しかもあっさりやられる。

＜アライJr編＞
出番なし。

＜ブラックペンタゴン編＞（『バキ』改め『範馬刃牙』シリーズに突入）
出番なし。

＜ピクル編＞
来日したピクルを見物しに独歩とともに米軍基地に侵入。勇次郎に侮辱され、喧嘩を吹っかけるも「隅っこであやとりでもやってな」と相手にされず屈辱を味わう。
烈海王ピクルに敗れる。ピクル逃亡の報を受け、仇討ちと人心掌握のため神心会に動員を掛ける。
止めにきた独歩を不意打ちで倒し、ピクルが発見された新宿に駆けつけるが間に合わず、先んじた刃牙さんにさらわれ、門下生の前で醜態をさらす。
一切の虚飾を捨て去った克巳は、純粋に打倒ピクルのため、烈海王と郭海皇の教えを受け、卵割り修行により多関節イメージ加速を習得。
真・マッハ突きを完成させ、家族と門人五万五千に見守られながらピクルに挑む。

（板垣恵介『グラップラー刃牙』21巻～『範馬刃牙』現在連載中まで）