先週のチャンピオン(2008.30号) | Ноль минус пять минут

先週のチャンピオン(2008.30号)

範馬刃牙
ペイン博士は監禁施設を作る前に眠らせてどうするというんだ。それにクロロホルムには眠らす効果があまりない上に毒性が高いような。博士にとっては研究のサンプル扱いだからどうでもいいのか。酸欠にはなってるようだけど、あくび一つで全然効いてないらしいし。
リアリティはさて置いて、新聞紙1枚で読者とバキとピクルをつなげてしまうのはさすがだ。新聞紙を拳で隠せたらバキになれるッッ!!
脳内麻薬エンドルフィンを出そうと思ってトレーニングしまくったり、高いところから飛び降りたり、山ごもりに出かけた時代が僕にもありました。


D-ZOIC
竜の言葉は魂の言葉。ユタの能力が通用しないのは、擬竜に魂がないから。つまりユタの能力は一種の霊能力。
SF寄りだと思っていたものがオカルトになってしまって、どう受け止めていいのかわからない。世界観の認識を大幅に変えなければいけないかもしれない。ユタの恐竜共感能力は、ユタの心象内で起こるものであって欲しかった。
心が通じないことをして、魂がない木偶と言い切るジサマより、「魂のない」擬竜の死に逆上するプリキュア公に感情移入してしまう。
通常の生き物には魂があるとしたら、どういう理由で擬竜には魂がないのだろうか、なぜユタは人間や草木の心を読むことが出来ないんだろうか。恐竜にだけ魂があるのだろうか。知性の所在が脳と魂で二重化してしまわないか。困った。
現象面では擬竜にユタの能力が通じないということだけだし、とりあえず魂云々はジサマの信仰ということにしたい。


悪徒―ACT
益龍は変身(改造)と引き換えに自分を失い、陽虎は敵と同じ力をまとって生身で戦う。変身ヒーローものの陥りがちな問題点を良く解っているなという感じがする。おかげでヒーロー研究の考えが少しまとまった。
変身ヒーローは「人は変れる」「人間であれ」という矛盾した願いを抱えた存在だ。
『仮面ライダー』は敵と同じ改造人間だ。脳改造を免れたことによって残された人間性が怪人とライダーを分かつ。改造ではなくもともとあった人間性がヒーロー性を担保している。
ただ改造によって変身し力を得るということは、改造しないと人は変れない、強くなれないということで、夢というよりは絶望でしかない。子どもに改造手術が必要な夢なんて見せてどうするんだということになる。平成ライダーシリーズで変身が改造ではなく強化外装になっているのは、その辺を考え直したんだろう。
ACTは「更生人間」だから、不良は改造しないと更生できないということにもなるか。
針塚くんに深入りしなかったのは、人体改造マニアだし、男だったとしても女の子に改造済みだと思ったから。正直すまんかった。