今週の範馬刃牙番外・克巳Vs.ピクルを科学的に分析 | Ноль минус пять минут

今週の範馬刃牙番外・克巳Vs.ピクルを科学的に分析

スゴい持ち上げられようだ。盛り上がってくるとむしろ不安になってくるのが克巳というキャラだ。

刃牙は二階まで蹴り飛ばされたけど、克巳は二階に上げられてはしごを外されたような感じだ。


果たして克巳に勝ち目はあるのか? 

「克巳=ウォーズマン仮説」に基いて、ウォーズマン理論で分析してみたいッッ!!


克巳の「マッハ突き」は、拳を全身8箇所で加速する技だ。つまりその攻撃力は空手500年の歴史を詰め込んだ正拳突きを8倍に加速するので、


500 × 8 = 4,000


ということになる。なるんだッッ!!

ちょうど中国四千年に匹敵する数値であり、烈が驚愕するのも道理だ。

そして4001年目と501年目が合流して協力すると、

(4,001 + 501) × 2 × 8 = 72,032


7万2千32年前パワーということになる。まだデーモン閣下にも及ばない。格闘技界は年功序列だ。

「マッハ突き」をさらに進化させる必要がある。

仮に全身8箇所でかける加速を通常の三倍に高めたらどうなるか。


(4,001 + 501) ×2 × 3 × 3 × 3 × 3 × 3 × 3 × 3 = 19,691,748


1千960万年前パワー!

バッファローマンには余裕で勝てるッッ!! 克巳の「相手が牛だったらどんなに楽か」という発言も頷ける。

しかしこれではまだピクルには及ばない。ピクルは超人の神をはるかに凌駕する1億9000万年前パワーだ。火事場のクソ力でもどうにもならない。始祖ジュラ級のヘッドなのだ。ジャンプを二倍に、回転を三倍にしても足りない。

もうダメなのか。ピクルの栄養となって合流することが空手の未来なのか。


しかし、まだ手はある。

烈がピクルに対して最後の攻撃を試みた瞬間を想起していただきたい。

ピクルの超必殺技を崩拳で迎え撃とうとしていたのだ。しかし鼻血止まりで、あと一歩及ばなかった。

武の真髄は相手の力を利用するところにある。もし、烈を驚愕させたマッハ突きで迎え撃ったらどうなっていただろうか。烈の期待感はそこにあるのではないか?

ピクルの4足モードを引き出し、すごい勢いで突っ込んできたところをカウンターで真マッハ突きを食らわせることで瞬間的に1億9千万年前パワーを越えられるかもしれない。昇龍拳でブランカのローリングを打ち落とす要領だ。

あと一桁増えれば勝てるッッ!!


問題は、ピクルの本気を引き出せるところまで克巳がもつのかということだ。

またピクルも対戦相手の能力を学習して進化しつつあるというのも忘れてはいけない。


(板垣恵介『範馬刃牙』秋田書店刊 2008 「週刊少年チャンピオン」29号)