『乙男(オトメン)』2巻 | Ноль минус пять минут

『乙男(オトメン)』2巻

飛鳥ちゃんの姫化が決定的となる第二巻。

作品の方向性が見えたのかギャグにキレが増しています。

本筋の面白さはもちろんのこと、随所に見られるパロディがステキです。


まず飛鳥に弟子入り志願する新キャラ・有明大和は名前からして空手バカ一代

『空手バカ一代』(アニメ版)の主人公・飛鳥拳(大山倍達)の住み込み弟子の名前が有明省吾

今後乙男が盛り上がってくるにつれて飛鳥×有明などと腐女子トークがかわされると思うと頭が痛い。実際、有明省吾はおしかけ女房みたいな雰囲気で飛鳥先生のコトが好き過ぎるキャラだし。飛鳥先生は少年に目がないからなあ。

有明を奈落に突き落とすズベ公の登場が待たれる。ラーメンと交通事故に注意。ラッキーアイテムは道場の看板。

一巻で飛鳥たち三人が観に行く劇中映画「男たちのかかと」はまんま絵がつのだじろうだ。僕以外の誰が喜ぶのかわからない。


この漫画の着地点としては、女になりたいといって家を出て行った父と和解して家族を再生するあたりになりそうな感じ。

女がするような事をしたいからって女にならなくてもいいじゃんというあたりに落ち着いてくれると個人的に嬉しい。


作者は殺伐とした歴史物が好きそうなんだけど、好きなもの描いたら当たるってワケじゃないンですね。

黒歴史モノになってしまわない程度にこの調子で頑張っていただきたいものです。


オトメン(乙男) 2 (2)/菅野 文
¥410

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次は戦国トランスジェンダー大名の長宗我部国親と元親なんてドウデショウ。


追記:TVブロスに乙男特集が。

http://www.tokyonews-webstore.com/tvbros/main.html

>オカマでもホモでもない、新しい男・オトメンをご紹介。

ひでえ言い様だ。なぜそこで「ニュータイプ」と呼ばぬか。

それはそれとして案外花男の後釜に収まるかもしれない。