鍵 の カテゴリーで、書く予定でなかったが、

先ほどこの封筒を見つけてしまい・・・

鍵をタイトルにしているのであります。


今から約20年前、写真家時代にお借りしていた
邸宅の複数の鍵をローカルな不動産屋さんが、
封筒に入れ走り書きされた封筒だ。
物故歌手であられた青江三奈さんの邸宅だった為
ありとあらゆる場所の鍵があった訳であります。
しかし6桁の安価で賃貸契約をして頂いていた。
取り壊しになるための退去になった時に
返却不要で保管していた物なのであります。


思い起こせば、約20年前に筆者が契約した為
筆者が自分自身で鍵を受け取ったが、
ちょうどこの時代にアシスタントをしてくれ
片腕として日本中の仕事のドライバーをも
こなしてくれていた旧友の自宅に
ケアラーに通っていたのだが、
旧友の賃貸物件の大家氏が、病床の旧友の
大変さを微塵も考えぬ人で、「娘が住むから」
と病人に退去を言い渡したのだ。
そんな事情から筆者は、病床の旧友に頼まれ
賃貸物件を トラ で探してきたのだ。
トラ…とは、芸能界用語での代役のことである。
芸能界に君臨してきた人間として本来は、
芸能界用語を芸能界以外の方の目に触れる
ブログに書きたくないのだが(芸能界以外の
方が使うようになると用語意味がなくなる為)
トラに関しては、ユーミンがラジオで説明を
してしまった為にかなり知れ渡り一般の方が
SNSで用いてしまっているので、ブログに
用いているのである。
かくいう筆者も某女性歌手の映像撮影の
トラとしてオファーされたことがあるのだ。

話しを戻そう…😅
筆者が写真家として撮影してきた賃貸物件の
画像を見て旧友が、物件を決めて…
病床の人間を配慮したイレギュラーにより
旧友がID画像を送信したり署名捺印などを
送信したりネットでの契約が完了したが、
唯一筆者の トラが困難だったのが、
鍵の引き渡しだったのだ。
契約した本人に直接 不動産屋さんの
宅建士資格保有の担当者さんから
物件の説明をしてから鍵を引き渡し
署名捺印する規約な為に
病床の旧友の回復待ちになっていた。
旧友が動ける体調に回復するには、
旧友の契約物件家賃発生日から
17日も経過した日だったのである。
知人から車を借り筆者が運転して
旧友の自宅から不動産屋さんまで
ドアトゥでケアしたのであります。
無理をしたら元も子もない…ので、
旧友を焦らせない配慮をして
仲介してくださった不動産屋さんから
鍵を受け取る不動産屋さんへの
リアルタイムの連絡を代わりながら
神経をすり減らした17日間だった。
ともあれ…旧友が無事に鍵を受け取れ
めでたしめでたしなのであります。