筆者の作詞を認めてくださったシャンソン歌手
珠木美甫さんのシャンソン教室にお邪魔した。
筆者が日本語の作詞をさせて頂いたシャンソンと
カンツォーネ3曲の譜面が、全て揃う日だったのだ。
先日 作詞した4曲目(カンツォーネ)は、かなり
元詞に忠実に…かつ一部をある物故歌手への
オマージュにしたのだが、先に作詞にトライした
3曲は愛犬追悼で作詞していたので、
思い入れが強かったのであります。
男女7名の生徒さんが、筆者が一番初めに作詞を
させて頂いた「なみだ慈しみにかわるから」を
ショーン星野さんのピアノ演奏で、おひとりづつ
歌唱なさるのを聴かせて頂いた。
この曲のラストに珠木美甫さんのお考えで、
愛する方や旅立たれた方…何方でも構わないから
お名前を呟く箇所が設けられている。
珠木美甫さんは、2月3日に18歳で旅立たれた
愛犬のお名前「一休(いっきゅう)」と必ず
呟くと決めていらっしゃるのだ。U^ェ^U
6名の生徒さんは、お気持ちの中(心)で、
何方かのお名前を呟いておられた様で、
マイクを通しては呟かれなかった。
しかし男性の生徒さんが、
「マリーケ」と静かに呟かれた。
2019年に40歳で、安楽死を選択なさった
ベルギーの女性車いす陸上選手で金メダリストの
マリーケ・フェルフールトさんに歌を捧げたのだ。

 出典   HUFFPOST

ロンドンとリオデジャネイロ 2つの
パラリンピックで4つのメダルを獲得された
マリーケ・フェルフールト(以下マリーケ)さん。
 出典 BBC NEWS

マリーケさんは、筋力が次第に衰える
進行性の脊髄(せきずい)の病気だったのだ。
治療は不可能とされ、痛みで眠ることさえ
できない状態だったという。
ベルギーでは法律で安楽死が認められている。
マリーケさんは、2019年10月22日に安楽死された。
  合掌

 介助犬の ゼン と マリーケ・フェルフールトさん

シャンソン歌手 珠木美甫さんの
シャンソン教室の生徒さんのお優しい
お気持ちからマリーケさんの事を
このブログに寄稿できました。
ありがとうございます。
  YAHIMONときはる拝